情弱だからこそ
まずはじめにお断りしておきますが、わたし自身はママチャリくらいにしか乗ったことのない自転車情報弱者です。しかしながら自転車にキャンプ道具を満載して旅するスタイルには長年憧れており、旅に最適な自転車を「ランドナー」と呼ぶことだけは知っていました。
とりわけ台湾の自転車メーカー「GIANT(ジャイアント)」のグレートジャーニーなるランドナーの評判の良さを聞き及ぶにつけ、いつか手に入れたいなぁ、とぼんやり夢想し続けて早数年。
でも調べてみるとグレートジャーニーも2017年モデルからアップデートされておらず、現在でも購入できるのかちょっとよく分かりませんでした。ちなみにグレートジャーニーの定価は約10万円。これでもランドナーとしては良心的なんだとか。
自転車の世界もキャンプギア以上に奥深い沼ですからね、、、恐ろしや。
そうしたわたしのような自転車にこだわりのない層にドンズバなランドナー「LOG(ログ)シリーズ」が発売されることとなりました。手掛けるは街の自転車屋さん「サイクルベースサイクルベースあさひ」でお馴染みの株式会社あさひ。
一体どんな仕様なのかチェックしてみました。
ログ アドベンチャー 27.5-L
情弱目線で言わせていただくと、まずクセのないデザイン、アウトドア寄りなカラーの選択肢、主張し過ぎないロゴっていう時点で合格ライン。
出典:あさひ
ランドナーですからリアキャリアが標準装備なのはともかく、センタースタンドが二本脚ってのが安定感があって良いですよね(これも常識なのかしら?)。リトルカブでキャンツーの経験はあるので、満載時の不安定さはよく分かるのです。
出典:あさひ
フロントフォークにも任意で加工しやすいようにダボ穴が用意されています。
出典:あさひ
ディスクブレーキがどうこうっていうのは素人には違いがよく分かりません。止まってくれるならそれで結構。
出典:あさひ
そして何より嬉しいのはこの価格。なんと税込49,980円!!
プライベートブランドだからこそ実現したロープライスということでしょうか。わたしのようなビギナーには入門用として非常に魅力的な価格ですよ、これは。
都心部だと車を所有されていない方も多いでしょうから日常の足代わりとして、時には旅の相棒にランドナーを日常に取り入れるっていうのも悪くない選択肢ではないでしょうか。
尚LOGシリーズにはジュニアモデルの「ログ アドベンチャー26」や折り畳み式の「ログアウトランク」などもラインナップされており、今後も増殖していく模様。



