収納するのがとにかく苦手
私は使用後のテントを収納バッグへ綺麗に仕舞うのが非常に苦手で、バッグのファスナーがきっちり閉まる確率はいつだって30%以下という体たらく。それはシュラフ(寝袋)においても例外ではなく、購入時に付属するバッグに収めるのが毎回苦痛で仕方ありませんでした。そこで何か解決策はないものかと検討し、イスカのコンプレッションバッグを試しに購入してみたのです。
しかしながら本製品はあくまで圧縮性に特化したものであり、私が求める収納をイージーモードにしてくれる製品ではありませんでした。これは単純に私のチョイスミスです。現在は着替えやタオルなどの収納に使っています。そんな紆余曲折を経て辿り着いたのがカリマーの防水バッグ40L。
防水性のあるスタッフバッグはそれこそ山道具として様々なメーカーのラインナップがありますが、好みのカラーを探している中でカリマーに行き着いたのです。
カリマーとは?
アルピニズム発祥の国イギリスのアウトドアブランド「カリマー」。その語源は「carry more=もっと運べる」。カリマーがチャールズ&メアリー・パーソン夫妻によって、サイクルバッグメーカーとして誕生したのは1946年のこと。タフで機能的なその評判は、瞬く間にクライマーたちにも届くこととなった。そして1957年、リュックサックの分野へ進出。トップクライマーの目的にかなう先鋭的な製品の開発と同時に多くの登山家、冒険家たちの挑戦に対するサポートを開始。世界に誇る名クライマーとともに共同研究を重ね、多くの革新的な商品を発表してきた。そうした彼らのチャレンジスピリッツと、そこからのフィードバックこそが、カリマーが単なるアウトドアーズブランドではなく、クライマーとともに生きている・・・、あるいはアルピニズムそのものといわれる所以である。最初のクライミングザックが登場してから現在に至るまで、カリマーは世界の高峰、極地、熱帯雨林へと、無数の挑戦をし続けている。
要するにイギリス生まれの老舗アウトドアブランドですね。
使い心地
そうして実際に使ってみると、すんごい楽!滅茶苦茶に苦労して押し込んでいたあの時間がなんだったのか、というくらいハチャメチャに便利、快適になったのです。しかも防水バッグなのでダウンシュラフ最大の敵である水濡れからも守られる上、空気を抜くのも得意なのでダウンを圧縮する際も体重をかけることで簡単にぺちゃんこに出来るのです。
これが、
あっという間に
こう!伝わりますかね、このペチャンコ感。
これこれ!こういうこと!とひとりごちました。
ミスターヒートのケースに立てかけて。
かなり適当にやってもこのくらい。
キャンプ場にて
もし私のようにシュラフの収納にストレスを感じている方は是非一度お試しいただければ、と思います。それ以外の使い方として、乾燥は帰ってから派の方なら結露したテントやタープをがっさーと一旦詰め込んでおくのにも便利。カラーのラインナップはオリーブ・コヨーテ・ブラックの3種類。これは本当に便利です。
倍以上大きい90Lもあります。

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