今回は数日前にひらめいたアイデアを試したく、貴重な通年営業かつ直火OKな黄和田キャンプ場を目指します。
ここの何が良いって明確なチェックイン・チェックアウト時間がないこと。というもの地元老人会の方々によって管理運営されているので、良くも悪くもそうしたルールがゆるゆるなんですよね。料金設定に利用人数という概念もないので大人数ほどお得という謎仕様だったりだとか。
よって週末ともなればまさに難民キャンプ状態となるのです。
と、その前にキャンプ場から目と鼻の先にある道の駅に寄り道を。ここでお目当てのダムカレーをいただこうかなと。
どうですか、このダムダムしいダムカレーは。
トッピングされている岩魚のフライがまた嬉しい。
決壊寸前なのは大盛り無料という誘惑に負けてしまったから。出来ることならこの時の自分を張り倒してやりたい気分ですよ、まったく。こんなに食えるわけないだろう、いつまで若い胃袋のつもりなんだっつって。
苦悶の表情を浮かべながらもなんとか完食できたのはカレー自体がめちゃくちゃ美味かったから。前にも一度いただいたことがあるのですが、気のせいじゃなくやっぱり美味いことを再確認いたしました。コンニャクが入ってたりするなかなか珍しいカレーなのです。
しかしながらダムカレーのアイデンティティそのものを否定するようで申し訳ないのですが、ライスはあんまり固めてほしくない派。ダムカレーのダム抜きってオーダー可能なのかしら。
前回同様に超満腹状態でキャンプ場へ。
出入口が無人だったのでそのままお邪魔すると、ちょうど管理の方が場内を見周っているところでした。車で一泊2000円を支払い、場内奥の林間エリアへ向かいます。おぉ、、、これは。平日のお昼過ぎだというのになかなかの混雑っぷり。もう完ソロなんて夢のまた夢って感じですね。
それでもまあ空きスペースは十分あるので設営開始。
試したかったことっていうのがこれでして。
よく分かりませんかね。
後ろから見るとこんな感じ。
そう、これはソロベースとポーランドポンチョをドッキングさせたもの。煙突が出ている側のソロベースのサイドジッパーをロールアップし、そこにポンチョをかぶせているようなかたち。
ポイントはポンチョの内側にガイロープを這わせるようにすること。
これによって加工なしでソロベースが薪スト仕様になるのでは、という検証なのです。結論から先に言うとまったく問題なく機能してくれました。
名付けてポーランドベースとでもしておきますか。
無印ソロベースはスカートがないので冬は使いにくいとお考えの方がいらっしゃいましたら、是非お試しください。超ぬくぬくの引きこもりキャンプを堪能することが出来ますよ。
ポーランドポンチョは1枚6000~7000円程度の相場で購入できるはずですから、さほど大きな出費にはならないかと。
さて、それではひと段落したので、プシュッといきますか。
このイスカのソフトクーラーにぴったりおさまっている感じがいつもたまらなく気持ち良いのはなんでだろう。
薪は十分過ぎるくらい用意してますんでね、ガンガンにくべていきたい所存です。
試しにフルクローズしてみるともう暑いのなんの、吐息でネット。おまけに今日はほぼ無風状態なのですきま風もなく、快適そのもの。
ただ一点、注意が必要なのは以前見かけなかった猫ちゃん警備員がパトロールしているので、食材はしっかり管理せねばなりません。
何をするでもなく、ただぼーっと薪ストーブのガラス窓に映る炎の揺らめきを眺めているだけ。人間にはこうした時間が大切なのだと、今年のようなときだからこそ痛感しますね。
みんなもっともっとキャンプすればいいのに。
こう言うと「もうこれ以上、人が増えてほしくない」とか「ルールやマナーの悪い連中が増えて迷惑だ」とかネガティブなことをおっしゃる方が見えますが、あれはいけませんよ。
何度も言いますが、新日本プロレスを再興させたブシロード元社長の金言「すべてのジャンルはマニアが潰す」わたしはこの精神をいつも忘れないように心掛けています。これは古参ファンがあるジャンルについて、愛するがゆえにネット上や現実社会で排他的な言動をすると、それを見聞きした新参が近寄らなくなる。結果、マニアが愛したジャンルそのものが先細り衰退していくのだ、という意味です。
ひと昔前では考えられないような、豊富なテントのラインナップや新規開業するキャンプ場が徐々に増えているのも、キャンプ人口が増加傾向にあるおかげなのです。ですから古参キャンパーの皆様はどうか、初心者には優しく接していただきたく。
ゴミの放置などは論外ですが、細かなルールやマナー(例えば他人の区画サイトを横切らないなど)はご存知ないだけなのです。威圧感を与えず、ご本人に恥をかかせないようにそっとレクチャーできる、そんな頼れる兄貴分的なキャンパーを目指してみませんか。
と、自戒を込めて。
今日だってご機嫌なナンバーでシャカリキにパァリナイされている御一行がいらっしゃいますが、まあまあまあ、そんなこともありますわな。だってキャンプは楽しいんだもの、誰だってテンションがあがってしまいます。少々のことは大目にみましょうや。誰だって知らず知らず人様にご迷惑をおかけしているかもしれないですし、お互い様ということで、ここはどうかひとつ。
すっかりと日も暮れて、、、
生意気にもスパークリングワインなんていただいちゃったりして。
これが飲み切らないといけないものだから、まあ大変。
夜中に気持ち悪くなっちゃって往生しました。
薪ストーブだからこそできるメニューをってことで冷凍グラタンを買ってきたのですが、どうなることやら。
器が紙製だったのでキャンティーンカップでワンクッションかまして薪ストにイン。
まあ温まったっちゃあ温まったのですが、底が数か所焼き焦げて穴が開いておりました。アルミ製の器ならよかったのか、あるいはいっそスキレットに移して追いチーズするといいかも。
また挑戦してみます。
続けて冷凍ピザも焼いちゃう。
これは、、、油断しているとあっという間に底面が焦げだらけになりますね。
ううむ、、、ワインでじゃぶじゃぶ流し込むほかありません。
これが悪酔いの原因だったかも、、、
あまりに酷いものはごめんなさいして燃料になっていただきました。
翌朝の気温は2℃。
テントの裾には霜がおりていますが、まだまだこのくらいは序の口と言っていいでしょう。今日はこの後、歯医者の予約が入っているので早めに撤収開始。
薪ストーブを直置きする必要があったので、ロゴスの耐熱シートを2重に敷いていたのですが、この有様。直接触れていた一枚目はボロボロに。
二枚目はパキパキで触ると一枚目同様、ポロポロとひび割れてきます。
で、肝心の地面は、、、
松の枯れ葉が焼け焦げているのが分かるでしょうか。
これが芝生なら完全にアウトでしたね。直火OKなキャンプ場を選んだのはこうした理由があったからです。薪ストーブをロースタイルで使う際の研究はもう少し改善が必要なようで。
というわけで今回の実験はこれでおしまい、お疲れ様でした。
ちょっとCMです。
アウトドアの新しい遊びテントサウナお貸しします。
その醍醐味はなんと言っても大自然という名の水風呂。
川や湖、あるいは積雪があればそこに飛び込んだっていいでしょう。
その日、その場所でしか体験できない感動はやみつき間違いなしです!
熱源は薪ストーブなのでもちろん電源不要。
薪さえあればどこでもサウナが楽しめます。
簡易テントだからと侮るなかれ、ひとたびロウリュすればその体感温度はいつものサウナ以上。
購入に踏み切るにはちょっとハードルの高いテントサウナですが、レンタルならとっても手軽におおよそ10分の1以下の価格で楽しめます。
是非、一度お試しください!
レンタルセット内容
- テントサウナ(モビバ製のロウリュできるタイプです)
- 専用薪ストーブ
- サウナストーン
- ロウリュ用のひしゃくとバケツ
- 簡易ベンチ(二人掛け)
- ペグ、ハンマー
- 着火剤、ライター
ご自身でご用意いただく必要のあるもの
- 薪
ご用意いただくと快適に過ごせるもの
- ととのいチェア
注意事項
- レンタル品は直接の受け渡しとさせていただきます。
- 受け渡し・返却場所は愛知県一宮市内(詳細はご予約時にお伝えします)
- 料金は二泊三日で15,000円(それ以外は応相談)
- お支払いは現金払いのみとさせていただきます。ご了承ください。
予約方法
ご予約はこちら、もしくはTwitter、InstagramのDMから
件名を「テントサウナのレンタル」としていただき、
ご利用したい日程をご連絡ください。
追ってこちらから返信させていただきます。
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