【レビュー】コスパ最強の国産石油ストーブCORONA RX-2220Yを購入したらキャンプ生活が快適になる予感しかしない!

買ったもの
スポンサーリンク

昨年から名前のせいでイメージがちょっと気の毒なことになっている企業がいくつか思い浮かびますが、今回取り上げる会社もそのひとつ。ところで新型ウイルスの名称をそろそろ正式なCOVID-19に統一してはどうでしょうか、ってそれはともかく。

コロナ社の小型石油ストーブRX-2220Yを購入しましたので、気づいたことや気になることをいくつかご紹介してみたいと思います。

購入価格と第一印象

購入したのは近所のホームセンター、コーナンにて。特価だったのでしょか、税込み6,578円という非常にお値打ちな価格で販売されていました。まず驚いたのが、段ボールに入ったストーブ本体をカートに乗せようと持ち上げた時のこと。

「え!?軽っ」

これが第一印象。

現在、日常的に使っているトヨトミのKS-67Hが約11kgもあって重いというのもありますが、それにしたって軽く感じます。もう手放してしまいましたが、アルパカストーブよりも軽く感じましたね。実際にはスペック上、アルパカのほうが少しだけ軽いはずなんですが。

シンプル構造と親切設計な給油タンク

構造はいたってシンプルで背面の電池カバーなども無く、むき出しの状態。

壁際に設置したらどうせ見えないんだから関係ないっしょ、とでも言いたげな。このように格好をつけず、機能低下に直結しない無駄を徹底的に省くことで低価格を実現させているのでしょう。この潔さ、嫌いじゃありません。

そうは言っても、肝心な部分はしっかりと手が込んでおり芸が細かいのです。

それがこの灯油タンク。

わたしが子供の頃は、このタンクの蓋をくるくると回して給油のたびに手を汚したものですが、それも遠い過去の記憶。ピンを引くだけで栓が開き、給油を終えたらカチッと音がするまで押し込めばOK、タンクを横に倒しても漏れてくることはありません。よって手を汚さず、蓋の置き場所に困ることもないのです。

タンクの残念なところ

一点だけ気になったのは、タンクの側面に給油量の目安となるメーターがあるものの、それが判別しにくいこと。ですので結局、給油口から直接の目視確認、及びタンクの重さを時折チェックしながらの給油作業となってしまうのです。

あるいはメーターを給油口の横、すなわち同じ視界におさまるように設計していただければ少しは改善されるかも、と感じた次第。ただし、これはまだ給油経験が少ないので、こちら側の問題である可能性もあります。よってもう少し数をこなしたうえで、最終的なジャッジを下したいと思います。

 

暖かさ

用途としては自宅の和室兼キャンプ用といったところ。トヨトミのKS-67Hは高出力過ぎて(6.66kw)サーカスTC程度の幕だとオーバースペックだと感じます。ランドロックやアポロンクラスの大型幕でちょうど良いくらいでしょうか。

 

その点、RX-2220Yの暖房出力は2.24kwとアルパカの3.0kwやフジカの2.5kwには及ばないものの、中小型幕の暖房としては過不足のないスペックだと言えるでしょう。また構造上、背面が熱くならないので狭いテント内で壁際に寄せることができるというのも、他のストーブにない大きなアドバンテージ。ストーブの正面に立つとスペック以上に暖かく感じるのはやはり反射板のおかげなのでしょう。

デザイン

説明書未読でも扱えるUIは長く使われてきた道具ならでは。デザインという観点から言うと残念ながら洗練されているとは言い難く、高齢者向けガラケーのようなわかりやすさに特化した印象を受けます。

よく言えばノスタルジック、悪く言えば野暮ったい。ここはトヨトミのギアミッションシリーズよろしく、テイストの異なるシリーズ展開をしていただけると購入者の裾野も広がっていくのではないでしょうか。

まとめ

信頼できる国産メーカーでありながら一万円を下回る価格の石油ストーブなんて、ほとんど唯一の存在と言ってもいいのではないでしょうか。シンプル構造ゆえに故障のおそれも少なそうだし、仮に故障してもアフターサービス体制が整っているので安心。

背面が熱くならないので、テントの壁際に寄せることができる、というのは他のストーブにはない魅力。使用環境や外気温にもよりますが、わたしが想定しているサーカスTC内での暖房という意味では必要十分な働きをしてくれるのではないかと期待しています。

 

こちらの記事もオススメ
【レビュー】トヨトミKS67-Hを購入 使い比べてわかったアルパカストーブにはない優位性とは?
2017年の秋にネット通販で購入したアルパカストーブ。3シーズン目となる2019年に致命的な不具合が発生しました。 ひとつが振動を感知して作動する緊急消化機能の不全。 もうひとつが芯を上げ下げするギアの不具合。 ...
【防災グッズ】石油ストーブを日常生活に取り入れる【アルパカ】
はじめにもともと冬季キャンプで使うことを前提に購入したアウトドア用石油ストーブのアルパカ。使い勝手がよく、パワーもあるので今では自宅のリビングで冬の主役に昇格しました。こちら東海地方でも11月に入り一気に寒さを増しましたが、停電時や被災...
2020限定カラーも新登場!トヨトミのギアミッションシリーズが今年もアツい!
人気ストーブ争奪戦はもうはじまっている! 名古屋を拠点とする石油ストーブの老舗トヨトミ。 スノーピークの名を冠したレインボーストーブのOEM元としてもお馴染みですよね。 そんなトヨトミが昨年から新たに展開しはじめたのが...
【レビュー】スタイリッシュな灯油の保管とクールな給油システムは現状これっきゃない!
ヒューナスドルフの給油問題 ドイツ生まれのイケメンポリタンクとして不動の地位を確立した感のあるヒューナスドルフ。 かく言うわたしもそのうっとりするような造形に魅了され購入したのが約2年前。 ところがその2年間、どうしても解決で...

 

ちょっとCMです。

アウトドアの新しい遊びテントサウナお貸しします

同一料金で二泊三日にパワーアップ!2021年11月よりご要望の多かったレンタル期間の見直しを実施しました。料金はこれまで通り15,000円で二泊三日ご利用可能です。これによりご利用日前日の受け渡しも可能となります。

画像のタープなどは含みません。

 

その醍醐味はなんと言っても大自然という名の水風呂。

 

川や湖、あるいは積雪があればそこに飛び込んだっていいでしょう。

その日、その場所でしか体験できない感動はやみつき間違いなしです!

 

熱源は薪ストーブなのでもちろん電源不要。

薪さえあればどこでもサウナが楽しめます。

簡易テントだからと侮るなかれ、ひとたびロウリュすればその体感温度はいつものサウナ以上。

購入に踏み切るにはちょっとハードルの高いテントサウナですが、レンタルならとっても手軽におおよそ10分の1以下の価格で楽しめます。

是非、一度お試しください!

レンタルセット内容

  • テントサウナ(モビバ製のロウリュできるタイプです)
  • 専用薪ストーブ
  • サウナストーン
  • ロウリュ用のひしゃくとバケツ
  • 簡易ベンチ(二人掛け)
  • ペグ、ハンマー
  • 着火剤、ライター

ご自身でご用意いただく必要のあるもの

ご用意いただくと快適に過ごせるもの

  • ととのいチェア

注意事項

  • レンタル品は直接の受け渡しとさせていただきます。
  • 受け渡し・返却場所は愛知県一宮市内(詳細はご予約時にお伝えします)
  • 料金は二泊三日15,000円(それ以外は応相談)
  • お支払いは現金払いのみとさせていただきます。ご了承ください。

予約方法

ご予約はこちら、もしくはTwitterInstagramのDMから

件名を「テントサウナのレンタル」としていただき、

ご利用したい日程をご連絡ください。

追ってこちらから返信させていただきます。

ご予約状況

テントサウナの設営方法

【レビュー】ロウリュできるMobiba(モビバ)のテントサウナMB10Aを買ってみた
噂のテントサウナを購入! 手元に届いたのが2020年2月下旬。ところが言うまでもなく、その頃から世間は、いや世界中がコロナ狂想曲による自粛ムードまっしぐら。ウイルス同様、目に見えない同調圧力によってなんだか気分が滅入ってしまい、ちょっとテ...

テントサウナを使ったキャンプの様子

【2020ソロキャンプレポート】5月のひるがの高原キャンプ場
わが愛しのキャンプ場 緊急事態宣言が解除されたら真っ先に駆けつけたいと思っていたキャンプ場、それが今回お邪魔したひるがの高原キャンプ場です。 トイレやシャワーといった最低限の設備のみが近代化されており、サイト自体は必要以上に手を加え...
プロフィール
SIDE B CAMP
Dr.nero

現役会社員の傍ら、登山とキャンプとサウナを満喫するアウトドアニュース配信者。too machな情報をサクッと軽めの記事に調理してお届けします。

フォローする
スポンサーリンク
買ったもの
スポンサーリンク
フォローする
SIDE B CAMP.NET