【レビュー】タラスブルバの新作コットは組立てにコツがいるけど幅広で寝心地は抜群!

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コット遍歴

我が家が愛用するコットは購入した順にアルパインデザインのローコット(画像左)、DODのバッグインベッド(中央)、そしてハイランダーのアルミローコット(右)となります。

ホントなら同じ製品で揃えた方がいいのかもしれませんが、沸き上がる好奇心と探求心がそれを許してくれません。

3人家族なのでとりあえず運用上は問題なかったのですが、アルパインデザインのコットの組立てと分解が我が家の女性陣には不評でして、いずれどこかのタイミングで買い替えを、と検討していたのです。

テント、タープの設営はわたしが担当、それ以外は女性陣という役割分担ですので。

 

そんな折、タラスブルバの新作コットがお試し価格キャンペーンなるものを開催していたので、まんまと購入してしまいました。

なかなか立派な箱に入っていますね。

ちなみに正規の価格がこちら。

 

開封するとこんなバッグが現れました。

けっこうずっしりと重い。

 

組立て・分解の方法は袋に縫い付けられているので紛失の恐れはありません。

中身は地厚のシートと連結式のポール2本、レバー式の脚が4本。

出典:タラスブルバ

 

ではさっそく組立て開始。

ポールを通す入口がやや狭いので初見だと少し苦戦。

とは言え、これは慣れたら問題ないでしょう。

実際に一晩使用したら次回以降は問題なくなりました。

 

次に肝心の脚を取り付けていきます。

レバーの付いていないフックを先にポールへ引っ掛け、レバー側もフックを掛けます。

出典:タラスブルバ

ここがポイントなんですが、ハイランダーの場合はてこの原理を利用してレバーでがっちり固定するのに対し、タラスブルバは最初にしっかり両サイドのフックをはめ込み、レバーでさらに補強する構造となっているのです。

 

よって組立てという工程にフォーカスした場合、圧倒的に力の要らないハイランダーが簡単だと感じました。ただしこれはあくまで初見時の感想なので、今後使い込んで慣れていくうちに違った印象になる可能性は残っています。

二回ほど使用した感想はやっぱりハイランダーが組立てと分解は容易

 

大きな特徴のひとつに、利用者の腰の位置に合わせて中心部の脚の取り付け位置を任意で変えられる、というものがあります。

出典:タラスブルバ

しかしながら実際に寝てみないことにはイメージしにくいので、手間を惜しまない方はシミュレーションしてから調整するといいでしょう。

 

なんとか組立てを終え、寝転がってみると、、、

ひっ、広い!

購入時点で幅はまったくノーマークだったのでこれは嬉しいサプライズ。

手持ちのコットのどれよりも広々として快適です。

僅かな差ではありますが、体感的な広さは数値以上。

実際に比較してみるとDODのバッグインベッドとほぼ同じでした。ハイランダーよりは若干広め。

 

実際に自宅とキャンプ場で二晩寝てみましたが、ぐっすり安眠できました。

しっかりした張りのあるシートの寝心地も悪くありません。

 

分解時もちょっとコツがあり、ボタンを押すだけでは駄目で、レバーを押し込みながらボタンを押さないとロック解除されません。

初見時、説明書を読まずに挑戦したらお手上げ状態でしたね。

こうした機構もハイランダーとは異なります。

出典:タラスブルバ

 

さて、それでは現在入手可能なDODのバッグインベッドとハイランダーのアルミローコットと簡単に比較してみましょう。

DODハイランダータラスブルバ
組立て☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
分解☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
寝心地☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

めちゃくちゃザックリした評価ではありますが、こちらが忌憚のない感想となります。

レバー式の脚を採用したコットが近年増えていますが、ハイランダーのように組立てをアシストするものとタラスブルバのようにあくまでロックの補強を目的としたものがあることを知りました。

 

正直言って個人的にはハイランダーのアシストタイプが圧倒的に好み。

とは言えタラスブルバのゆったりとした寝心地はこのクラスのコンパクトコットとしては突出しています。一長一短あるのがアウトドアギアの面白さでもあるので、こうした特性を理解したうえで検討するといいでしょう。

 

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Dr.nero

現役会社員の傍ら、登山とキャンプとサウナを満喫するアウトドアニュース配信者。too machな情報をサクッと軽めの記事に調理してお届けします。

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