汗が目に入って痛い!
まるでハズキルーペのケン・ワタナベが如きテンションでお嘆きのあなた。滝のように溢れ出た汗が額を伝い、眉という名の防波堤を越えてデリケートな眼球を刺激する。
こうした現象はどなたにとっても切実な問題ではないでしょうか。
ここ最近登山にハマっているわたしにとってもそれは他人事ではありません。ましてや常日頃、眼鏡をしているものですから、登山中は汗が流れる度に眼鏡をはずし、首に巻いたタオルで拭っていた次第。
これがもう面倒で仕方がなかった。
しかしながら、ぼやいたところでどうしようもないよな、なんて諦めにも似た感情でやり過ごしていたのです。
出典:ゴールドウィン
そんな折、ふと訪れたショップで出会ったMAアクティブライトキャップの調子がすこぶる良かったのでご報告。このキャップ、どうやら2020年の新作らしいのですが、それは購入した後から知った話。
出典:ゴールドウィン
だいたいノースフェイスのキャップなんて巷にいくらでも転がっていますから、その良し悪しなんてあまり考えたこともありませんでした。
購入の際に重視した条件は、
- 速乾性のある素材
- かぶり心地の良さ
- 目立たないデザイン
といった程度。
出典:ゴールドウィン
つまり目汗問題に関してはまったくのノーマークだったわけです。
で、先日山登りをしていた際に一日中かぶっていると、思わぬ現象に遭遇。それはこのキャップが驚くべき勢いで汗をぐんぐん吸っていくのでした。
撥水加工されているのに吸水性もあるってすごいですよね。
出典:ゴールドウィン
そして吸収した汗はキャップのツバに集まり先端からぽたぽたと雫になって落ちていくではありませんか。これによって、これまで鬱陶しかった汗の処理が劇的に改善されたのです。
ただし強調しておきたいのは、この効果は公式に謳われているものではなく、あくまでわたし個人が体験した事象であるということ。よって誰にとっても同じ効果があることを保証するものではありません。
また繰り返し洗濯することによって同様の効果が持続するかどうか、それは今後時間をかけた検証の必要があるであろうことも事実。
とは言え、タウンユースでもまったく違和感のないデザインですので、単純にキャップをお探しの方には是非ともオススメしたい逸品なのでした。このキャップの真価はきっと真夏に発揮されるはず。



