無印良品とキャンプの関係
あの無印良品が運営するキャンプ場が日本全国に3ヶ所もあることはご存知でしょうか。
新潟県の津南キャンプ場、群馬県のカンパーニャ嬬恋キャンプ場、そして今回ご紹介する岐阜県の南乗鞍キャンプ場の3つがそれです。
そのわりに無印良品からキャンプグッズが作られないのが不思議でなりません。仮にそれが実現したら業界勢力図が一変するだけのポテンシャルを秘めていると思うのですが、どうでしょうかね。
無印良品南乗鞍キャンプ場
まずは基本情報から
場所
〒509-3416 岐阜県高山市高根町中洞 高根町子ノ原高原
アクセス
名古屋、関西方面は東海北陸道から中部縦貫自動車道に入り、「高山IC」へ。
そこから高山の中心部を抜けて国道361号を目指すのがスムーズかと。
ここで高山グルメや地元の食材を入手しておくといいかもしれませんね。
キャンプ場までの山道はしっかり整備されているので4DWでなくとも問題なく登りきることができるでしょう。ただし場内はゴツゴツした岩が露出しているので走行には注意が必要。
車高の低い車は底をすってしまうかもしれません。
ちなみにわたしが利用した際は台風の影響でこんな感じになっていました。
営業期間
6月上旬~10月中旬
チェックイン/チェックアウト
チェックイン | 13~18時 |
チェックアウト | 8~12時 |
簡単な特徴
標高1600mの山の上に位置し、真夏でも日中過ごしやすく、夜間は20℃を下回るような肌寒い気温となります。お盆時期の服装の目安は夜間、上下スウェット姿で外でじっとしているとやや寒いくらい。さらに厚手のジャンパーなんかがあると安心です。
近くに商店などはありませんが、売店が充実しているので困ることはほぼありません。
お酒に氷、非常食、なんでも揃っています。クレジットカードの利用もOK
またサニタリーの水道が飲用可能なのも嬉しいところ。
利用料金
場内にはコテージやキャビンなどの小屋はありません。
よってすべてが車の横付け可能なオートサイト。
中学生以上 | 2,160円 |
小学生 | 1,080円 |
未就学児 | 無料 |
場内の大きさ
場内はとんでもなく広大で徒歩で周りきろうと思うと結構な体力を消耗します。
サイトの雰囲気と特徴
センターハウスから近く、プライベート感が強い雰囲気のFサイト
開放感があり、場所によっては湖を眺めながら過ごすことのできるBサイト
その他のサイトの雰囲気はこちらから
センターハウスの営業時間
8~19時
無料のミニ図書館があるのでちょっとした暇つぶしもOK。
売店の品揃え
キャンプ場周辺にコンビニや商店は一切ありません。
ですが完全に手ぶらでやって来ても食料や飲み物に困ることはないでしょう。
無印良品のレトルト食品やお菓子、ドリンク、カップ麺やパスタなどが揃っています。
薪は針葉樹が600円、広葉樹が700円
コインランドリー
洗濯機 | 200円 |
乾燥器(30分) | 100円 |
風呂
中学生以上 | 600円 |
小学生 | 350円 |
未就学児 | 無料 |
【特徴】
- 脱衣室にトイレあり
- コイン不要の鍵付きロッカーが10台
- 洗い場は8つ
- 備え付けのシャンプー、ボディソープ有
- 内風呂なし露天風呂のみ
- ドライヤーや綿棒などはありません
アウトドア教室
アウトドアアクティビティや体験教室が充実しているのも無印良品キャンプ場の特徴です。
代表的なものはカヤック、フィッシング、石窯でピザ作りなど。
トイレ
水圧の低い簡易水洗なので便器にはそれぞれ洗浄ガンが付属しています。
洗浄ガンは非常に水圧が強いのでご自身に水が跳ね返る可能性があります。
ゴミの処理
チェックイン時に可燃用のゴミ袋をいただけるので、そこにまとめて帰りにゴミ置き場へ。
不燃物も回収していただけるので、分別はしっかりと。
レンタル用品
テント、タープといった大物からランタン、調理器具など一通りキャンプに必要なものは揃います。
ただし繁忙期は事前予約しておくのがいいでしょう。
通信状況
わたしはLINEモバイルのドコモ回線を利用していますが、問題なく通信可能でした。
まとめ
周辺に何もなく容易にアクセスできる場所ではありませんが、キャンプ場内の設備やサポートが充実しているので不便と感じることはほぼありません。
それでいて自然もしっかり残されているのでワイルドな雰囲気もたっぷり味わうことができます。
利用料も良心的ですし、大人も子どもも楽しめる体験教室が豊富にあるので連泊時も飽きることなく過ごせるでしょう。
注意してほしいのは夏場でも夜間の防寒対策はしっかり行うことと、悪天候時の勇気ある撤退。
高規格と大自然の絶妙なバランスは多くの方に満足いただけると思うので非常におすすめです!
ご予約は公式サイトから