はじめに
2017年末、冬季キャンプのためにわざわざ購入した寒冷地仕様ブーツの王様カリブー。そのイカツいビジュアルと、最強とまで噂される防寒性能に惹かれたのですが、実際に使ってみるといくつか気になる点があったので、これからキャンプでの使用を前提に購入を考えている方の参考までにここへ記しておきます。
ソレルのカリブーとは?
40年以上変わらぬデザインを誇るソレルの代名詞「カリブー」。ウィンターブーツの名作として世界に君臨する、オーセンティックな魅力がいっぱいのモデル。9mm厚サーモプラスフェルトインナーブーツが、極寒の地でも足を守ります。強固な作りは、厳しい環境をものともしない安心感が。一度履けば手放せなくなるはず。
使用限界温度(目安):-40°C
※活動環境や個人差により異なります。
さすがに-40℃の世界に行く予定はありませんので、日本の冬季キャンプ程度なら問題なく機能してくれそうです。購入まで考えている方ならカリブーの利点については十分把握されているでしょうから、ここでは敢えて私が気になった点を挙げてみたいと思います。
こういう日に使うものですね
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自動車の運転がしづらい
これは個人差があると思いますが、私にはかなり違和感がありました。特に足首の動きが制限され、アクセルの細かな加減が利かせにくく、運転には向きません。よって運転用の靴から現地で履き替える必要があります。
ソレルのカリブー、-40℃までいけるだけあって-10℃程度ならどこまでも歩いていけそうなほど無敵。
でもこれ履いて車の運転はしにくいな・・。 pic.twitter.com/s4VQXPDHa0— しゃいにー (@shiny1793) 2016年12月11日
カリブーじゃ車の運転きついから
シャイアン買おうかな、、 pic.twitter.com/dIHTLAEeqr— hss (@hss_e23) 2016年12月12日

それがいいと思います
脱ぎ履きが大変
先述したように現地に到着してから履き替える必要があるので、時にはかじかんだ指でぷるぷると靴紐を結ぶ必要があるのです。当然、シュラフに入る時は靴を脱ぐでしょうから最低でも計4回脱いだり履いたりが発生するわけです。これが結構なストレス。だったらSUBUのような防寒サンダルを持参したらと思うかもしれませんが、そもそもが活動時の防寒対策なのにというジレンマ。
胡坐(あぐら)をかけない
一番苦痛だったのが地べたスタイルにはつきものの胡坐。これも少し考えたら分かることなんですが、これだけゴツいブーツですから胡坐をかくと分厚いソール部分が腿や膝に当たって痛くなり、なかなかリラックス出来ないのです。
チラッと映ってますがきちんと胡坐がかけてません

結局、痛くて脱いじゃいました
まとめ
と、ここまでつらつらとデメリットらしきことを挙げてきましたが、そもそも冬季に地べたスタイルでキャンプをする方がマイノリティでしょうから、さほどナーバスにならなくてもいいと思います。チェアを用いた文明的な近代キャンプスタイルであればなんの問題もなく活躍してくれるでしょう。少なくとも私はこれからそうします。

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