【前編】からの続き

塩だけベーコンとカチョカヴァロ
ひるがの高原まで来た時のお楽しみはもうひとつ。
それが手作りベーコンとハムのお店「グリュン」と「たかすファーマーズ」の絶品チーズ 。これをつまみにお酒をいただこうという目論見です。
燻製チーズとおまけにいただいたハムを少し炙って。
ほろ酔いでコットにひっくり返り、テント越しに眺めるこの贅沢な景色。
こんなまどろみを味わいたくて毎度キャンプに来ているようなもの。
陽が落ちると標高約900mのひるがのは途端に肌寒くなります。
上着をは羽織ってしっかり防寒。
念のためガスヒーターも持参しましたが、流石にそこまでの出番はなさそう。
さて、今晩は「グリュン」のベーコンをたっぷり使ったペペロンチーノ。
そして「たかすファーマーズ」のカチョカヴァロを炙ってバゲットにのせただけ。
これがまあうまい。すんごい贅沢している気分。
なんだか一日中食べ続けですが、みんなキャンプの時ってこんな感じですよね?
sailing day
食後は最近毎週聴いているテレ東「ゴッドタン」のプロデューサーとしても知られる「佐久間宣行のオールナイトニッポン0」をradikoで。バラエティーが主戦場ながら、映画、演劇、音楽等カルチャー全般へのアンテナ感度の高さは流石です。
今年4月にはじまったばかりながら、このまま一部昇格もあるんじゃないかと期待させる勢いのあるこの番組。
現役のテレビ東京社員がニッポン放送でラジオパーソナリティを務めるという、冷静に考えると「なんで?」としか思えないこの番組。
しかも放送開始が深夜3時という時間帯にも関わらず、敏腕プロデューサーとしての佐久間氏自ら大物ゲストを次々ブッキングしているこの番組。
なかでもテレビ朝日のプロデューサー加地倫三氏をゲストに迎えた回は、現役テレビマンによる「生々しいテレビ(バラエティー)論」として出色の放送回でした。
何故かそのトークをラジオ番組でってことも含めて。
それにしても、やっぱりプロデューサーってタレントのこと呼び捨てにするんですね。当人たちは至って普通の様子なので非常にざわざわしました。そりゃあ胸先三寸で相手の雇用を左右できるのだから、さもありなん。
ありがたいことに、ほぼ無風で雨にも降られなかった二泊三日の最終日。
洗い物を出したくないので、カップ麺で簡単に。
空きサイトを拝借してしっかり乾燥撤収。
10月末でシーズンオフとなる「ひるがの高原キャンプ場」今年家族で過ごすのはこれが最後かな。そう、わたしはあと1、2回はお邪魔したいので虎視眈々とチャンスをうかがっているのでした。



