アウトドアイベントで購入
先日のアウトドアイベントFIELD STYLE2018でお得に入手したオレゴニアンキャンパーのソフトクーラーバッグ。その使い心地をじっくり解説していきたいと思います。
オレゴニアンキャンパーとは?
遡ること約30年前。
アメリカは1960年代後半から始まったアウトドアブームの真っ只中。
多くのアウトドアブランドが産声をあげる中、それらを影で支えてきた西海岸の小さな工場があります。 そこでは永きにわたり、培ってきた技術を生かし、自らのファクトリーブランドをいくつも創り出しました。
そのひとつが「Oregonian Outfitters」です。
ブランドシンボルはオレゴン州の名峰フッド山(Mt.Hood)。 西海岸のみならず、全米でも屈指のアウトドアスポーツのメッカとして、多くのハイカーやスキーヤーが年間を通して集うその地のイメージをコンセプトとし、ロクヨンクロスのマウンテンパーカなどが試作されましたが、やがてブームの収束とともに一時は休眠状態に。
そして、2011年。
再びブランドに息を吹き込むべく、リスタート。 オーセンティックな素材は当時のままに、古き良きアメリカのアウトドアスタイルをコンセプトとして製品のほとんどをMADE IN USA にこだわり続けています。
そのOregonian Outfittersのスピリットを踏襲したアメリカンスタイルのキャンピングギアブランド「Oregonian Camper」
ブームに左右されないデザインと機能性で、キャンプシーンに彩りを加えていきます。
つまり老舗アウトドアブランドが2011年にリブートしたわけですね。全体的にリーズナブルな上にデザインもよく、痒い所に手が届く細かなギアが充実している印象です。今後、益々目の離せない存在になりそうな予感。
COOLER TOTE20
正式な商品名はクーラートート20と言います。
カラー
マルチカモとコヨーテの2種類。
出典 公式サイト
容量
2リットルのペットボトルが縦に6本収まる程度。
1.5リットルのペットボトルを入れたところ。
そこに金麦6缶も投入。余裕です。
出典 公式サイト
ソロだと持て余す大きさですが、ファミリーなら一泊二日にちょうどいいのではないでしょうか。
真夏ならハードクーラーと併用することで不要な開け閉めを減らし、保冷機能の向上に一役買いそうです。
特徴
大きな特徴はバッグの口がロール式になっているので、中身に入れる物の大きさや量に応じて、都度その形状を変えることが出来るというもの。
バッグ本体には地厚のウレタンが内蔵されているので、少し物を入れておけば簡単に自立します。
運搬性能
また形状はトートバッグながらショルダーストラップが付いているので、多少重くなっても肩にかけてしまえば運搬も楽々。
品 番:OCB 816
カラー:マルチカモ
サイズ:底面32×23㎝、高さ(有効高)38㎝、開口まで57㎝
容量:約20QT(保冷時有効サイズ)
生産国:MADE IN CHINA(中国)
こんな使い方も
本来はこのようにサイドを2ヶ所ロックするのですが、ちょっと面倒な時もあります。
正しい使い方ではないかもしれませんが、こうすると1ヶ所だけのロックで済み、
よほど重量がなければこうして持ち手にもなります。
まとめ
私は今回カモ柄をチョイスしましたが、コヨーテなら日常でも違和感なく使えるのではないでしょうか。
出典 公式サイト
ソロには大き過ぎると先述しましたが、食料の他に調理器具やシェラカップ、ストーブやガス缶などの燃料を一纏めにしておくなど、運用次第で活躍の幅は広がり、利便性も向上します。実際、前回のキャンプで私はバックパックとこのソフトクーラーにほとんどの荷物が収まりました。
テントの奥でちらりと映っているのがお分かり頂けるでしょうか。
ゴミの捨てられないキャンプ場でしたら、水漏れしても問題ないこのバッグに放り込んで帰るという手段も。
表のメッシュポケットには濡れたタオルや食器を一時的に入れておいたり、
手前のフックにはカラビナでシェラカップなどをぶら下げてもいいでしょう。
ソフトクーラーバッグと言えばシアトルスポーツの製品が有名ですが、他とは少し違ったものを求めている方にもオススメです。
肝心の保冷機能については改めて検証し、追記したいと思います。

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