ペラペラの知識で臨む比叡山延暦寺
延暦寺ってあれですよね、信長があれしたお寺さんですよね。
そんな程度の知識ではありますがせっかく滋賀まで来たことだし、ということで行ってみることにした比叡山延暦寺。
アクセス方法を調べてみるとケーブルカーやらシャトルバスやら色々あるのですが、冬季休業中だったりして初見にはちょっと分かりにくいな、と感じました。
そこでこの記事では比叡山の北側奥比叡ドライブウェイを利用して車で向かわれる方に有益な情報をまとめていきたいと思います。
奥比叡ドライブウェイとは?
これがちょっとややこしいのですが、比叡山を南北に横断する専用ドライブウェイがあり、北側を走るのが奥比叡ドライブウェイ。
南側を走るのが比叡山ドライブウェイと言います。
で、この道は一本道で繋がっているものの、ちょうど山頂を境に管轄が分かれており、運営会社も異なるようなのです。
それ故に料金設定も複雑化しているわけですね。
複雑でも王道ルートは一つ
多くの方は仰木ゲートと呼ばれる入口から登り、東塔の駐車場に停めて根本中堂を見学し来た道を戻って帰られると思います。
その場合の料金は3080円です。(軽自動車、普通車問わず)
ちょっと割高に感じますが、山頂の駐車料金も含まれていますし、山道にしては広く綺麗に整備されていますので、そこは割り切りましょう。
クーポン券がある!
公式サイトにはクーポンがあるので画面を提示するだけで2000円と大幅な割引が適用されます。私はすっかりこの存在を忘れており、今現在臍を噛んでいますので、皆様はお気を付けください。
仏教弱者が見た延暦寺レポート
2019年1月5日。平地では5℃前後という比較的暖かな気温でしたが、標高800m以上ある山頂は0℃を行ったり来たり。
まずは温かいお蕎麦をいただいて、体を内側から温めます。
おっ、なかなかいけますよ、このお蕎麦。うまいうまい。
さあ、いよいよお邪魔致します。
なんやかんやエピソードが掲示されたスロープを上り、まずは大講堂と呼ばれる建物へ。
大講堂
撮影禁止の屋内に一歩足を踏み入れると、厳かな雰囲気とお香の匂いに包まれ、まるでここだけ時間が止まっているかのように錯覚します。
壁一面には歴代の校長先生よろしく仏教界のスーパーヒーローたちが居並んでいました。
最澄にはじまり、法然、栄西、道元、親鸞、日蓮。
小学3年生の娘に私は

お坊さんのアベンジャーズだよ
と説明しましたが、あまりピンと来ていない様子でした。
根本中堂
国宝の根本中堂は現在修復作業の真っ最中。
ですが中を見学することは出来ます。
ここはちょっともう本当に畏怖するほどに荘厳で、生半可な言語化を無力化してしまう威厳に満ち満ちていました。
さあて、おみくじでも引いて帰りましょうか。
まとめ
帰ってきてから復習していると、そうかクレイジージャーニーで見た千日回峰行ってここでの修行だったのか、などなど不足していた情報を補完していく作業も楽しく、行っておいて良かったなと思います。
歴史とテクノロジーの調和を感じたり、、、
当日は正月明けの土曜日でしたが、それほど混雑していることもなく、ゆっくり観て廻ることが出来ました。
京都側のルート、比叡山ドライブウェイの途中には星野リゾートが運営するロテルド比叡もありますし、比叡山会館にて宿坊も出来ますので、ここを目的に旅行計画を立ててもいいくらいにはオススメ出来ます。
さて、おみくじの結果は、、、

ちきしょー!

Twitterをフォローしてくださると、たまにお役立ち情報をつぶやきます