リアル日曜劇場
兵庫県尼崎市で48年間、BtoBで事業を営んできた鉄工所ヒロセエンジニアリングが2018年12月17日より一般消費者向けにアウトドアギアの製造と販売に乗り出しました。リアルな下町工場の挑戦。果たして一体どんなギアを製造しているのでしょうか。ちょっと調べてみました。
HIBANASとは?
先述したヒロセエンジニアリングが立ち上げた新興アウトドアブラドの名称です。鉄工所だけに火花を想起させますね。公開されているギアの第一弾は主にアイアンスタンドを流用したものと鉄板がメインの様子。それでは気になったものをいくつかピックアップしていきましょう。
HIBATAKE-501 武井バーナー501A用五徳スタンド
6000円
もちろん使い方の一例なのでしょうが、武井バーナー用と謳ってしまうあたり、いわゆる置きにいっていないと言いますか、このギア一発で同ブランドがリテラシー高めであることを雄弁に物語っています。なかなかニッチな市場をピンポイントでえぐってきますよね。
HIBARON-3530 BBQ鉄板
12600円
厚さ3.2mmと4.5mm、2種類の鉄板。
大きさは35cm×30cmなので4~5人分の焼き物に適度なサイズ感といったところでしょうか。
HIBARAX-J3 アイアンスタンドベンチ
12000円
木材の質にもよるでしょうが、ベンチとしても利用可能な高さということでしょう。もちろん物置きラックとしての使用も可。
※販売されているのはアイアンスタンドのみで木材は付属しません。
公式サイトからは高さや大きさのカスタマイズなど細かなオーダーに対応いただけるようなのでご興味のある方は是非
まとめ
下町の鉄工所としてあくまでストロングスタイルなものづくりをされている印象を持ちました。同じ町工場を出自とする笑sさんのようなアイデア溢れるギミックやユニークな視点のギアが今後益々増えていくことにも期待したいと思います。
個人的にはトングや焚き火バサミなんかをぶら下げるハンガースタンドとか、アイアン製のサイドテーブルがラインナップされたら嬉しいかな、と。