梅雨明けはもう少し先になりそうな東海地方。
貴重な晴れ間を狙ってやって来ました。
アジサイもやや色あせていますね。
今日は金華山の上級コースとされている馬の背登山道から。
コースの難易度としてさほど高いわけではありませんが、さすがにノンストップで駆け上がるのはなかなかハード。
わたしの体力では小休憩を入れつつ、ゆっくり登っていかねばなりません。
本日は山頂の神社にお坊さん方が集まり、お経えを唱えていらっしゃいます。
結構な密状態が完成。
下山時にいつも足の裏が痛くなるので試行錯誤。わたしは足先から着地する癖があるので、それが原因なのかな、と。試しに意識してかかとから着地すると痛みが幾分緩和されました。
これが良いのかどうか分かりませんが、しばらく様子見。
いつも早朝に登ることが多いので、閉まっているロープウェイの発着場。
はじめて入ってみることに。
すると精巧なモックンがいるではありませんか。
さすが人形でもカッケーですね。
ウシガエルの鳴き声が鳴り響く、翌日早朝。
昨日とまったく同じコースに挑戦してみます。
まだ5時前ですが、こんな時間でも時折人とすれ違うのは多くの方に愛されている山の証でしょうか。
恐るべきことに60オーバー、いや70オーバーの可能性すらあるお爺さんにスイスイと追い抜かれてしまいました。一体どんなエンジンを積んでいるのでしょう。
せめて背後から迫る、こちらも還暦近いご夫婦には追いつかれまいと必死に気力を振り絞ります。
滝のように流れる汗とあがる息。
往年の高見盛よろしく両腕をバフバフさせて気合いを入れ、歯を食いしばって歩みを進めます。
立ち止まらず、ゆっくりと歩きながらスタミナゲージを維持するイメージ。
ようやく山頂が見えてくると、背後のご夫婦から「54分」というワードが漏れ聞こえてきました。
実際の登山ではスピードを求めることはしませんが、体力づくりを目的としてる金閣寺トレーニングではこの「54分」がわたしの基準となりそうです。
帰路の百曲登山道で出会ったタイワンリス。
おそらく山頂のリス村から脱走した個体なのでしょう。金華山を歩いているとよく見かけます。リス村での不自由ながら安定した生活を良しとせず、フリーランス・リスとして生きる道を選んだ彼ら。
飼われている時と今と、一体どちらが幸せなのか?
何故、金華山から出ていかないのか?
色々とたずねてみたいものです。



