【登山トレーニング#6】金華山「めい想の小径」から「百曲登山道」ルートを行く

金華山
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山登りの楽しみ

運動不足の解消、ついでにダイエットできたらラッキー、くらいの感じではじめた山登り。こいつがなんだか楽しいんですよね。これまで軽めのジョギングで近所を周回していましたが、楽しいという感覚はありませんでした。

 

楽しみと言えば片耳にワイヤレスイヤホンをつっこんで、radikoのタイムフリーを聴くこと。つまりラジオを聴くついでに運動をする、というスタイルだったわけです。

 

ところが山登りだと、山道を歩いている行為そのものが楽しい。

この違いは一体なんなのでしょうか。

通算4度目となる金華山。

午前5時半、完全に陽が昇る前のひっそりとした静けさが好き。

今日はめい想の小路から登っていきます。

 

ここが難関ルートとされる「馬の背登山道」への分岐点。

左が「めい想の小路」、正面が「馬の背登山道」、右に行くと下山できます。おっと軽装の男性が馬の背登山道へひょいひょいと向かっていきましたよ。わたしにはまだまだ挑戦する資格がないと思われ。

 

山登りとジョギングの違い

これはまず山の景色が圧倒的に良い。

もちろんジョギングでも「おっ、なんか新しく建物ができるのか、ってまたデイサービスセンターかよ」とか「あっ、この道こんなところでに出るんだ」なんて霜降り明星の漫才のような楽しみ方もあるわけですが、山の豊かな表情には及びません。

 

そしてなんと言っても空気がうまい。

街中を走っているとどうしても自動車の存在感が強く、排気ガスを浴び、また吸い込んでいるような気がします。

むろん自分だって日常的に自動車に乗って排気ガスをまき散らしているわけですから、文句を言う資格はありません。

が、山ならそんな心配は無用。

なんならマイナスイオン浴びまくりでめちゃくちゃ気分が良い。

今回もリスに遭遇したり、日常生活では決して味わえない自然との戯れが心身共にリフレッシュさせてくれました。

序盤から意識的に歩幅を狭めることでペースを落とし、発汗と疲労を軽減させる作戦が功を奏したのか、これまでで一番楽に登ってこれたような気がする。

今日は山頂で軽めの水分補給だけ。

 

そして下りはお初となる「百曲登山道」へ。

中学生以上の体力が推奨されているようです。

「めい想の小路」が初級ならこちらは中級コースといったところでしょうか。体力と経験に応じてバリエーション豊かなコースが用意されているのが金華山の面白いところですね。

 

名もなき超人

わたしがゆっくりと下山していると後方から、両手にそれぞれ2Lのペットボトルを持った男性が勢い良く近づいてきました。さっと脇に避けて道を譲ると、男性はペコリとお辞儀をしてまるで忍者のようにひょいひょいと飛び跳ねるように走り去っていきます。

 

彼の辿った道をあとから確認してみると岩場だらけ。

この道をあのスピードで?捻挫しないのか?水を入れたペットボトルは負荷をかけるため?だとしてもペットボトル直持ち?まじ?

いやあ、世の中には名もなき超人がわんさかいるものだと、山に教えてもらった気がします。

 

ところで2020年に入り2カ月が経過しようとしていますが、いまだソロキャンプ出撃回数が0なんですよね。

キャンプに目覚めてからこんなことははじめて。

一体どんな心境の変化が起きているのか、またの機会にご報告してみたいと考えております。

 

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Dr.nero

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