防災について考える
私の住む東海地方は昔から「いつか大地震がやってくる」と言われてきました。
ところが、幸いなことに東海地方は近年大きな地震の被害にあっていません。
私の記憶でも震度5以上の地震被害にはあっていないと思います。
2018年9月6日、北海道で震度7の地震が発生
【緊急地震速報】
北海道道南で地震 北海道で強い揺れ
強い揺れに警戒してください。
発表日時 6日03時08分
対象地域:胆振地方中東部、石狩地方南部、空知地方南部、日高地方西部— 首相官邸(災害・危機管理情報) (@Kantei_Saigai) 2018年9月5日
こうした大きな災害が起こる度に、被災時の備えについて考えるようになりました。
キャンプの経験を防災に活用
私はキャンプというアウトドア活動を通じて、屋外で安全に一夜を過ごすためのノウハウを得ることが出来ました。
そうした知識や経験が、これから防災を考える方々の一助となれば幸いです。それでは、具体的に考えて参りましょう。
例えば被災したあと、避難所での生活を想定してみます。
一先ず、雨風を凌げる屋根と壁がある。これは大切ですね。
次に大切なのは“体を休めること”です。
一般的な避難所として公民館や体育館などが考えられますが、固く冷たい床で寝ることは多くの人にとって苦痛と感じることでしょう。夏場ならひんやりとして心地よく感じる方もいらっしゃるでしょうが、冬場はそうもいきません。
重要なのは床からの冷気をいかにシャットアウトするか、ということ。
すなわち大事な防災グッズとして用意していただきたいのがスリーピングマットという存在です。
もっと身近な言い方だと銀マットと言えば伝わるでしょうか。ホームセンターなどで見かけたことがあると思います。
現在、私が所有するスリーピングマットを並べてみました。右端に比較対象としてティッシュケースを置いてあります。
左から
①銀マット(画像は二人用なので大きめです)
②サーマレスト Zライト ソル レギュラー
③サーマレスト リッジレスト スモール
④モンベル U.L.コンフォートシステム エアパッド180
もう廃盤なので、お求めやすく似たようなものをご紹介しておきます。
⑤クライミット イナーティア Xライト
こちらも廃盤。
大きさを比較

なんとなくイメージいただけるでしょうか
結論から先に言うと、
とりあえず防災グッズを揃えよう、という方は①の銀マットでいいんじゃないでしょうか。
多少嵩張りはしますが、1000円前後で入手可能な圧倒的コスパが突出しています。
ちなみに画像の銀マットは二人用サイズですので、一人用は②の蛇腹タイプのサイズをイメージしていただければ結構です。
携帯性、コンパクトさを求めるなら、
④のエアマットタイプがいいでしょうね。モンベルのエアマットはそこそこいいお値段がしますが、寝心地は良好でおすすめできます。画像のカラーは現在廃盤となっていますので、悪しからず。
実際の利用頻度は、
②Zライト⇒④モンベル⇒③リッジレスト⇒①銀マット⇒⑤インナーティア
といった感じで利用しています。
なんだかんだ蛇腹タイプが嵩張るけど使いやすいし寝心地もいいんですよね。
私は仕事の休憩時間に仮眠をするのですが、ほぼ一年中Zライトで寝ています。
結局おすすめは、
私は①銀マットを推しておきます。
そしてご予算に余裕があるなら寝心地と断熱性が抜群な②サーマレスト Zライト。

なんと雪の上で寝転んでも冷気を感じないんです
防災バッグの中に忍ばせる携帯性を重視するなら④エアマットがいいんじゃないでしょうか。
あるいはヨガをされている方なんかはヨガマットでも代用可能かと思います。ただ、断熱性には不安が残りますね。寝心地は良いはずです。
ということで、スリーピングマットの重要性について考えてみました。
明日は我が身!