【2018年版/初心者向け】5つのキャンプスタイル徹底解説#1【基礎編】

コラム
スポンサーリンク

はじめに

2018年現在、かなりの盛り上がりを感じる昨今のキャンプ人気ですが、これでも1996年ピーク時の約半数というのがこちらのデータ。

出典 日本オートキャンプ協会

この記事では漠然とキャンプに興味をお持ちの方に現状どういったキャンプスタイルがあるのかを解説しながら、目指すスタイル毎にどのような道具を揃えればよいのか、じっくり考えていきたいと思います。その前にまずはざっくりと現代のキャンプスタイルの違いについてご紹介していきましょう。

代表的なキャンプスタイル5選

ファミリー、グループ

一般的に認知されているキャンプというと、やはりこうしたキャンプスタイルが主流でしょうか。微笑ましい家族の一コマという趣ですね。

View this post on Instagram

H/Hさん(@h_h.0516)がシェアした投稿

歴史を辿れば馬車や荷車でのキャンプが起源ですが、マイカーの普及と共に1960年代後半には現在の原型となるオートキャンプ場が存在していたようです。区画整理されたプライベート感の強いオートサイトと呼ばれるタイプや、自由にエリア内でスペースを確保出来るフリーサイトと呼ばれるタイプがありますが、今回は主旨から外れますのでここでは詳しく触れません。

View this post on Instagram

🌴cosmo-f.y.r.k⛺🌵💕さん(@cosmof.y.r.k)がシェアした投稿

ソロ

近年、その認知度を高めつつあるのがソロキャンプという一匹狼スタイル。しかしながらこのカテゴリー内でも大きく二つにタイプが別れます。

オート型 ファミリーキャンプの延長あるいはその前段階として、ある程度の快適性をキープしたスタイルを好むタイプ
View this post on Instagram

nokusさん(@nokus)がシェアした投稿

野営型 キャンプ場を含め、時には場所にとらわれず渓流や山林、林道に分け入ってワイルドな野営を好むタイプ
View this post on Instagram

甚だが( ͡° ͜ʖ ͡°)さん(@jin.6616)がシェアした投稿

グランピング

近年、アウトドア愛好家の間では快適さを兼ね備えた新しい体験型旅行が注目されています。それが雑誌やテレビなどですっかりおなじみになったGlamping(グランピング)です。これはグラマラス(魅惑的な)とキャンピングを掛け合わせた造語で、テント設営や食事の準備などの煩わしさから旅行者を解放した「良い所取りの自然体験」に与えられた名称です。

引用 日本グランピング協会

キャンプに興味をお持ちなら、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。ここ数年、各メディアにも取り上げられ一定の市民権を得た感があります。こうした施設を楽しみたい方は星野リゾートにも通じる至れり尽くせりのおもてなしサービスを期待されているのではないでしょうか。

View this post on Instagram

ロゴス公式さん(@logos_enjoy_outing)がシェアした投稿

暑さ寒さは苦手、虫も砂埃も嫌、準備片付けが面倒、そうしたアウトドアに抱く漠然としたネガティブなイメージを取っ払い、いわばdoor-to-doorで漂白されたoutdoorを味わえるという遊び方です。無論、レジャーとしてのキャンプですからそこに正解不正解はありません。業界としては単価の良いドル箱としてこれからも期待を寄せていることでしょう。

私も一度くらい家族を連れていってやりたいとは思いますが、あまりの快適さにもう通常のキャンプスタイルに戻れないのではないかという、こちらも食わず嫌いな懸念を抱いています。カテゴリーとしての歴史はまだ若く、これから日本独自のガラパゴス的進化を遂げていくかもしれませんので期待しましょう。

View this post on Instagram

Norippyyyyさん(@norippyy)がシェアした投稿

キャンピングカー

いわゆる車中泊との線引きが難しいカテゴリーですが、ここではベッドや調理台、家電などが備え付けられた移動式住居、動くホテルとして定義します。このスタイルの利点は言わずもがな、設営撤収の手間を極限まで減らせることです。そうしてキャンプを旅の一手段とすることにより、観光やレジャーに割く時間をより多く得られるというわけです。しかしながらこれには初期投資は無論、維持費やメンテナンスの手間などが必要となりますので、そこは長い目で見た覚悟が必要でしょう。まずはレンタルなどで雰囲気を味わってからでも、慎重すぎるということはありません。

View this post on Instagram

Tohru Miyaueさん(@web_guide)がシェアした投稿

ロッジ、キャビン、バンガロー

呼び名や規模は様々ありますが、一括りに山小屋というイメージで解説していきます。こちらもグランピングほどではないにせよ、ある程度の快適性を担保しながらアウトドア体験ができるため根強い人気があります。探せばリーズナブルな施設もあるでしょう。大きなロッジなどはグループで利用するならお得です。完全なビギナーはまずこうした山小屋からデビューしてはいかがでしょうか。道具もまずはレンタルでいいでしょう。初期に揃えた道具は大抵買い直すことになりますから

View this post on Instagram

案浦博美さん(@630_romio)がシェアした投稿

まとめ

一口にキャンプと言ってもこのように様々なスタイルや考え方があります。ご自分が興味のあるキャンプスタイルは何だったかご理解いただけたでしょうか。どのスタイルも魅力的ではあるのですが、それぞれに適した道具というものがありますので、次回より改めて各キャンプスタイル毎の注意点や準備すべき事や道具を紹介してみたいと思います。

 

プロフィール
SIDE B CAMP
Dr.nero

現役会社員の傍ら、登山とキャンプとサウナを満喫するアウトドアニュース配信者。too machな情報をサクッと軽めの記事に調理してお届けします。

フォローする
スポンサーリンク
コラム
スポンサーリンク
フォローする
SIDE B CAMP.NET