タープってなんだ!?
私もキャンプを始めるまではその存在意義がよく分かっていませんでした。よく運動会とかフリーマーケットとかで目にするワンタッチ式のタイプしかイメージ出来なかったのです。
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こういうのですね。
しかしキャンプに興味を持ち始めると、こうした光景をしばしば目にすることになるのですが、
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どうやってこんな布一枚を空中に浮かせるんだ?
と、不思議に思ったものです。ですから最初のファミリーテントは2ルームタイプにして、タープを別に張るという行為からは逃げていました。
ですが、こちらのムササビウイングというタープを知り、
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めちゃめちゃかっこええやんけ!
と、興奮して重い腰を上げたのでした。
タープとはすなわち、簡易的な日除け雨除けの空間を屋外に作り出すリビングの屋根だとお考えください。
またムササビウイングのようなコットン素材のタープはその下で焚き火をしても火の粉に強いので、雨天時にも焚き火が出来たりします。
もちろんタープがなくてもキャンプは可能なんですが、ずっとテント内で過ごすのでなければ一枚持っておいたほうがいいと思います。寝ている間に急に通り雨が降ったりとかはあるあるです。
それでは4人家族でも使えるファミリー向けのタープをご紹介していきます。
これが厳選おすすめタープ
基本的に色合いのトーンをテントに合わせたほうがガチャガチャしないのでいいかなー、と思います。同じコールマンでもグリーンベースだったり、ベージュベースだったり、色々あるのでそれはお手持ちのテントとご相談ください。
オープンタープ
まずはオープンタープと呼ばれるもの。これは一見無防備にも映るんですが、アウトドア環境では解放感がありながらも日差しと雨から守ってくれるので安心感があります。
はじめのうちはテントと同じブランドのタープを選んでおくのが統一感があっていいかと思います。
先日の記事でおすすめテントをご紹介しましたので、
それに対応するタープを主にチョイスしています。
コールマン XPヘキサタープ/MDXグリーン
コールマン スクエアタープDX
このヘキサとかスクエアというのは形の違いであって機能的な違いはほとんどありません。
そのあたりはお好みでいいかと思います。どうやって設営するのか、一人で設営出来るのか、そのあたりの疑問はまた別の機会にご説明したいと思いますが、公式の動画からもご確認いただけます。
スノーピーク HDタープ シールド・ヘキサ
アメニティドームと合わせるなら、このあたりを選んでおけばいいでしょう。
予めテントタープがセットになったエントリーパックTTというお値打ちなセットもあるのでそちらを選んでもいいでしょう。
テンマクデザイン 焚き火タープヘキサ
こうしたコットンを含む素材のタープは火の粉に強く、(決して焦げないわけではない)近くで焚き火を楽しむことが出来ます。なんなら雨天時はこの下で焚き火だって可能なので、天候に左右されず焚き火をたっぷり楽しみたい方にはおすすめです。
DDタープ 4×4スクエア
このブランドは無骨系キャンパーに人気なので、ファミリー用に使っている方は少数派かもしれませんが、我が家では重宝しています。カラーもブラウン、オリーブドラブ、カモ柄など、比較的どんな色調にも合わせやすいのではないでしょうか。
それになんといっても安いので遠慮なくガシガシ使えていいですよ。
シェルター
シェルターは屋外用の自立する蚊帳のようなものです。ですから設営の要領は比較的テントに似ています。それに壁面をメッシュにしたりフルクローズ出来るタイプもあるので、風除けとしても使え、シェルター単体でもコット(屋外用ベッド)を活用すれば寝泊まりすることが可能です。
とりわけシェルターに関してはテントとのドッキングシステムが備わっているケースが多いので同じブランドで揃えた方がいいでしょう。
コールマン
テントとこの組み合わせで利用している方は多くみえます。キャンプ場のレンタル用品でも多いですね。それだけ使いやすいことの証明でしょう。
スノーピークのシェルターはちょっとお高いのでおすすめからは外しました。それだけのご予算があるなら他に回してもいいかなーと思うので。
どうしてもスノーピークがいい方はオールインワンなエントリ2ルームエルフィールドがおすすめです。
タープだけでは使えない
ご存知でしょうか。シェルターならともかく、オープンタープの場合、タープ単体では使えません。
タープポールと呼ばれる支柱とガイロープという紐が必要なのです。ターポールには長さや太さが異なる種類が数多くあり、それが初心者の方を悩ませると思います。
なのでおすすめのポールもついでにご紹介しておきましょう。
まず二本はメインポールとして太めのものをご用意ください。
2本セットでお得なもの
安心感を求めるなら
木目調がよければこんなのも
こちらはタモ材のウッドポール
この二本があればタープを立てることが出来ますが、ちょっとしたアレンジを楽しみたい場合はやや細めのポールがあると便利です。
こちらはラチェット式でポールの長さが簡単に調節可能
ロープはさほど当たりはずれはないと思いますが、このあたりなら間違いないでしょう。
自在金具(ロープの長さを調整できる器具)付き
パラシュートにも使われるこうしたロープで代用することも出来ますので、必要な長さに切って使いましょう。
でも最初から買わなくてもいい
ここまで来てなんですが、最初からすべて揃える必要はないと思います。
キャンプ場でレンタルしてもいいし、今は現地まで送ってくれるレンタルサービスがあるので、繁忙期なんかは現地で借りられないなんて悲惨な事態が回避できるかと思うのです。
借りて使ってみて、気に入ってから購入しても決して遅くはないかと。
現地でレンタル、配送料不要で、そらのした
新しいタープが欲しくなったら
でもまあ最終的にはいろんな種類のタープを所有することになると思うので、保管に困ったりまったく使っていない道具があるなら近所のなんでも買取り屋さんじゃなく、アウトドア用品特化型の買取サービスを利用すると適正価格で買い取ってくれるし、そのお金で新たな道具を買い集めるといいんじゃないでしょうか。
おしまい。

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