今年3回目のひるがの
本来なら今月は家族で乗鞍岳の無印良品キャンプ場を訪れているはずだったのですが、7月上旬の豪雨災害によって今シーズンすべて営業不能という事態に。
ただでさえコロナショックで上半期が営業できず、さあこれからという時期であっただけに、その無念さたるや相当なものだったはず。
無印良品という大きな経営母体だからこそ持ちこたているものの、個人経営なら廃業を覚悟するレベルと言っていいでしょう。
無印良品南乗鞍キャンプ場
今回の大雨被害により、8月末までの予約が強制キャンセル。
我が家も予約していたから予定を組み直さねば、、、
せっかくだからgoto利用するか。 pic.twitter.com/YotUj4JvET— SIDE B CAMP@テントサウナオーナー (@SIDEBCAMP) July 13, 2020
さて、そんなこんなで白紙となってしまった我が家の夏休み計画の練り直し。どうせならGO TOトラベルキャンペーンを利用しようってことで札幌旅行なんぞを楽しんできました。
これがまあ一言で云って最&高だったわけであり、グルメを堪能しまくった結果、体重も自由気ままな感じとなってしまい、、、
そんな体調と気分を一旦リセットすべく、心のホームグラウンドでもあるひるがの高原へ。
うん、何度訪れてもワクワクするなぁ。
今回は久しぶりにネイチャーハイクのテントをチョイス。
それにしても涼を求めてひるがのまで来たのにとにかく暑い!
タープを張って日陰を作りたいけど、これ以上動くと汗まみれ必至。
とりあえずテーブルとチェアを木陰にセットして急場をしのぎます。
もうやってらんないので飲んじゃう。
今日は、というか今日もなんにもしませんよ。
キャンプの醍醐味と考えてらっしゃる方も多い焚き火すらしません。この焚き火をしないキャンプの楽しみ方というのも、改めて別の機会に解説してみましょうか。緑に囲まれてボーっとしているだけでも存外満足できるものなのです。
滞在した札幌のホテルの隣にあった紀伊国屋書店で購入した文庫本2冊。
近未来のアメリカで仏陀を信仰するインディアンという設定に思わず手が伸びた柴田勝家著「アメリカン・ブッダ」
そして向田邦子のエッセイ集。
なんとこれを購入した8月22日は期せずして、彼女が被害に遭われた飛行機事故が発生した日だったのでした。
なんだかスピってますね。
食事らしい食事も摂らず、呑んで昼寝してまた呑んで。テントの中で寝る、という行為もまた非日常感を高めてくれます。先日、上高地で熊による襲撃事件が起きたばかりですので、念のため食材は車の中へ。
翌朝、起きだしてまずは購入したばかりのジェットボイルZIPを初使用。
ZIPは簡易な造りなので点火装置が付いていないのです。
不便と言えば不便なのかもしれませんが、故障のリスクが少ないとも言えます。
約2分もするとご覧の通り。
これで標高の高い山でも温かな食事がいただけるってことですね。
プリムスの153と迷いましたが、凝った調理をする予定は今のところないのでわたしにはジェットボイルで十分なのかな、と。
風防が不要ってのも決め手のひとつ。
使い勝手についてはもう少し使い込んでから。
コーヒーを淹れたら、お次は食事の準備。
今朝はサバサンドにでもしてみましょう。
セブンプレミアムの塩サバは骨が無いのでサンドイッチに最適なのです。
バゲットをサバの大きさに合わせたらえげつないボリュームになってしまいましたが、見事に完食。
さて、リフレッシュ出来たし、早めに帰宅しますかね。
焚き火の処理がないので撤収も早いものです。
林間学校用のテントですって。
なかなかの年代物。
ではまた。



