【2021年版】ソロキャンプデビューへの道 STEP3【完結編】

コラム
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この記事はこんな方を対象としています。

  • ソロキャンプに興味はあるけど、わからないことだらけ
  • いきなりソロキャンプはちょっと抵抗がある

STEP1 チェアリング編でチェアとテーブル
STEP2 デイキャンプ編で火器と調理器具といった細かなものが一通り揃いました。
さあ、いよいよ屋外で一泊過ごすソロキャンプまであと一息、残るとは一体何なのでしょうか。

ソロキャンプ 3種の神器

屋外で快適に眠るために必要なもの、それは固く冷たい地面から体を守るマット、体温をキープする寝袋(シュラフ)、そして雨風を防ぐテントの3つ。
まずはこれらを揃えることがソロキャンプデビューへの第一歩と考えていいでしょう。

テントの役割を知る

テントとは家の中でいう寝室にあたる部屋だとお考えください。よって利用するのは基本的に寝るときのみ。では日中どこで過ごすのかと言えばリビングにあたるタープ下や前室(間口を広めにとったテントの出入口)となるわけです。

テントはキャンプスタイルの方向性やカラーを決定づけるキーアイテムでもありますので慎重に検討したいところですが、はじめは1~2万円前後のドーム型を選んでおけば間違いないでしょう。たとえそのテントに飽きてしてまったり、目指す方向性が変わってしまっても、カンガルースタイル(大きなシェルター内に小型テントをインストールすること)などに応用可能だからです。

具体的にこれといったお目当てがない方にオススメしておきたいのはコンパクトかつリーズナブルなコールマンのツーリングドームST。前室が広めの造りとなっているので別途タープを用意しなくても、そこそこ快適に過ごすことができるからです。

快眠の肝はマット

ビギナーが軽視してしまいがちなのがマットの存在。
寝袋さえあれば眠れるのでは、とお考えなら大きな間違いです。地面がふかふかの芝生や落ち葉の絨毯ならそうかもしれませんが、多くのキャンプ場はそうではありません。整地されていはいても、小ぶりの石がゴロゴロ転がっているのはよくあること。

加えて地面は思いのほか、ひんやりとして冷たいのです。
真夏ならともかく、体温をじわじわ奪われてとても眠れたものではありません。

そこでテント内にマットを敷き、快適な寝床を確保してやる必要があるのです。
このジャンルもピンキリではありますが、はじめは安価な銀マットで十分でしょう。

寝袋(シュラフ)の特性を知ろう

寝袋の世界も奥が深く、本格的な登山で使用する厳冬期対応のタイプですと6~7万円は当たり前。どの道具もそうですが、寝袋の場合は特に価格と性能が比例する傾向にあることは知っておくといいでしょう。

では一体、はじめてのソロキャンプではどのクラスの寝袋を用意すればよいのでしょうか。
結論から先に言ってしまうと、それは現地の気温次第

いきなり真冬にキャンプデビューする方は少数派でしょうから、ここでは一般的な春から秋にかけてキャンプを楽しむこととしましょう。デイキャンプ編でも少し触れましたが、10℃~30℃前後が無理をせずキャンプを楽しめる気温という前提です。

ラインナップが豊富かつ全国各地に実店舗があるという意味ではモンベルで探すのが無難かもしれません。例えば「夏頃、○○キャンプ場に行きたい」というような感じで店員さんに相談すればそれに応じたスペックの寝袋を紹介してくれるでしょう。

その際、似たような対応温度にもかかわらず、なぜか大きな価格差のあるラインナップに気づくはず。
この差は寝袋を構成する中綿がダウン素材か化繊素材かによるのです。違いを簡単に説明すると軽量コンパクトだが高価で水濡れに弱いダウン、重くかさばるが安価な化繊といった具合。
つまり同じような対応温度でも一長一短あるというわけです。

よって車移動で積載に余裕があるなら化繊シュラフ、そうでないならダウンシュラフがよいでしょう。
迷った時は国内ブランドのモンベル、ナンガ、イスカのいずれかを選んでおけば間違いありません。

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まとめ

チェアリングとデイキャンプで揃えた道具に今回のテント、マット、シュラフを加えることでソロキャンプの装備がようやく整いました。

ソロキャンプ中はどう過ごそうが自由なわけですが、一点だけアドバイスさせていただくと、初日のランチは自炊せずに外食するか簡単に済ませられるお弁当やカップ麺などがオススメです。というのも、ただでさえ慣れない設営に時間を要するでしょうから、設営後にゆっくり調理なんてしている体力と心の余裕はきっとないはずなのです。あれこれ試したい妄想が広がっているでしょうが、その余りある料理熱は夕食と翌朝の朝食にぶつけましょう。

残る時間はただただ自由!
焚き火をボーっと眺めるもよし、ひたすら酒をチビチビとあおるもよし、本を読んでもなんならスマホをいじり倒していたっていいでしょう。
あなたの自由を阻むものは何もありません。週末だけに許された大人の解放区、それがソロキャンプなのです。ただし飲み過ぎにはくれぐれも注意して楽しんでください。
それではどこかのキャンプ場でお会いしましょう!

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