day2
A&Wにてルートビアの洗礼に衝撃を受けた午後3時。レンタカー返却時間まで余裕はまだありますが、そろそろホテルへ一旦帰ることに。

大浴場で一汗流し、オリオンビールをあおってお腹が空くまでしばし休憩。と言ってもおやつの時間にハンバーガーをいただいていますから、なかなかお腹は空きません。ベッドで横になってボーっとテレビを眺めていると、いつの間にか眠ってしまいました。
ふと目を覚ますと午前1時。
普通なら飲食店は軒並み閉まっている時間ですが、ここは不夜城・松山。寝ぼけまなこをこすりながら、街に繰り出してみることに。目指したのは、またもや沖縄そばの店。
しかしながら、なかなか店を見つけることが出来ません。下手にキョロキョロしていると仕事熱心な呼び込みの黒服男性が目をバッキバキにさせて近寄ってくるからです。
「お兄さん、店はもうお決まりですか?」
メデューサと対峙するが如く、決して目を合わさず平身低頭「てへへ」と頭をポリポリしながら足早にホットスポットからエスケープ。
そんなことを繰り返しているから、目当ての店に辿り着けるはずもなく。
空腹には勝てず、川岸に打ち上げられた流木のように流れついたのは飲兵衛たちの終着駅と思われるラーメン屋さん。行きずりのラーメンをすすりながら、最後にもう一度だけ店探しにトライしてみようと誓うのでした。
いざ参らん!
「おっパブどう?おっパブ」
こうしてネスタやカンナバーロが在籍していた往年のアズーリを彷彿させるカテナチオに阻まれ、わたしの沖縄そばは夢幻と消えたのでした。
day3
ホテルの朝食も二日目ともなれば心に余裕が生じ、小盛りのカレーライスなんて芸当が可能となるのです。
天候は本日も雨模様。
ただ午後には止む予報なので、活動はそれからでも遅くありません。
なんたってこちとら何も予定がないのですから。
自室に戻るとスマホにダウンロードしてきたネットフリックスの「クイーンズ・ギャンビット」を鑑賞しながら残波の水割りをちびりちびり。眠くなったらまた寝てしまえばいいや、というスタイルはいつものキャンプとほとんど同じ。
午後1時、ようやく小雨になってきたのを見計らい、新たに見つけた食堂に歩いて向かいます。
はっきりしない空模様。
なんとこちらの「いちぎん食堂」は24時間営業。
もう少し早く知っていれば、昨晩の悲劇を免れることが出来たのに。
豊富なラインナップの券売機を前にしばしの熟考。選んだのは、やはりせっかく沖縄に来たのなら押さえておきたいゴーヤチャンプルー。
わたしはこれが好きで自分でも時折作ったりするのですが、本場の味をまだ味わったことがないのです。
食券をおっかさんに手渡して待つこと数分。
やってきました、これが本場のゴーヤチャンプルー。
そいでまたすごいボリューム。これで800円もしなかったはず。
軽く二人前はあろうかというゴーヤチャンプルーに加えてマグロの刺身、スパム、玉子焼きまで。口の中でセルフ・ポーたまおにぎりが楽しめるってわけですね。しかも味噌汁じゃなくて玉子スープってのが新鮮じゃありませんか。
では早速、お楽しみのゴーヤチャンプルーを口に運んでみると、、、
なるほど、見よう見まねで作っていたオリジナル・ゴーヤチャンプルーとそんなに大きく違いませんよ、これは。うまい美味い。
ご飯もいいけど、ゴーヤの苦味をさらにビールの苦味で流し込みたい気分ですね。ひやぁ、またもや満腹満腹。
さてさて、ではこのまま国際通りに向けて食後の散歩といきますか。それにしても歩いていると暑い。首筋から汗が噴き出てきます。雨が降って湿度が高めだというのもあるかもしれませんが、12月上旬だというのに半袖で十分。
ここが国際通りですか、なるほど、いかにも観光客向けに特化されたエリア。そんな中でもわたしの興味はこんなお店。
ミリタリーな雑貨がたくさんあって目の毒です。
購入したのはロスコのツールバッグ。
このご時世ネットでも買えるのですが、こういうのは一期一会ですから。
そうして再びホテルへ戻り、大浴場でひとっ風呂。
夕食の時間までまたまったりタイムを過ごすのでした。
で、ここでいきなり感染リスクの話になるのですが、夕食で利用した居酒屋さんがかなりの密状態でして、酒を提供する店への風当たりが強いのはこういうわけか、と合点がいったのでした。
わたしはカウンターにぽつねんと一人座っていたので直接危険にさらされていたわけではありません。他方、奥まった座敷にぎゅうぎゅう詰めのオーバー60と思われるおじ様方はThis is 3密という空間を共有されていました。
オーダーした料理はどれも美味しく、提供時間が遅くなるからと気をつかって煮物や海ぶどうをサービスしてくださったのは大変ありがたかったものの、GO TOクーポン対応店ながら感染対策という意味ではやや杜撰さを感じたというのが正直なところ。
今回の旅行中、最も感染リスクが高そうだと感じたシチュエーションがこの居酒屋でした。
食事を終えると直ちにホテルへ帰着。
そしてまた風呂に入って全身を除菌するのでした。
時刻はまだ午後9時。
沖縄最後の夜をもう少し堪能してみうってことで、昨晩同様ホットスポットへ繰り出すことに。今晩の目的地は沖縄NO.1クラブだと言う「epica」
普段はクラブなんて近寄りもしませんが、これも旅の思い出。
雑居ビルの3Fへと足を踏み入れると現れたのはきらびやかな異空間。
ズンズンと腹の奥に響く重低音が階段を揺らしています。
平日は午後11時までなら、男性はなんとドリンクが2杯付いてたったの1,000円。そして女性は無料。
こういうのジェンダーに敏感な方はどう思われるのでしょうか。
さらに驚くべきことに、平日の沖縄NO.1クラブは完全貸し切りの非3密空間であったのです。2DJ1バーテンダーという贅沢なフロアでひとりモスコミュールとカシスオレンジを堪能させてただきました。
正味の滞在時間は30分にも満たなかったような、、、
day4
そして夜が明けた!
沖縄最終日の朝、わたしはある英断を下します。
それはホテル朝食券の放棄。
当然、旅行代金に朝食券も含まれていますから、これは苦渋の決断でありました。それでもわたしには他に食べておきたいものがある。
それこそが昨日訪れた「いちぎん食堂」の沖縄そば&ステーキ。
24時間営業というメリットを最大限に活かし、ホテル朝食を豪華モーニングに置き換えてやろうという魂胆なのです。
まだ夜が明けきる前の午前6時。
券売機でチケットを購入しカウンターで待っていると、いかにも呼び込みといった風貌の一行がご来店。24時間営業だけに、彼らにとってもこの店は数少ないオアシスなのでしょう。
とか言ってる間にやってきました。
紅しょうがが小皿に別盛りされているのはどういう意味でしょうか。
今回の旅で2回食べただけですが、沖縄そばって平打ち麺の感じといい、あっさりとしたスープの感じといい、なんとなく日清どん兵衛を彷彿とさせる。
二郎系どん兵衛なんてアレンジがあるように沖縄そば風どん兵衛なんて良いかもしれませんね。今度キャンプでやってみよう。
そしてもういっちょサーロインの120gだったかな?
これが24時間、たったの1,200円でいただけるのですから素晴らしい。
腹がはち切れんばかりのご機嫌なモーニングを終えたら、そのままホテル近くのマックスバリューへ。ここでお土産を購入しようかなと。
地元の方がリアルに食べているものを知りたければ、やはりスーパーが確実ですからね。
沖縄そばの生麺と乾麺、それにだし汁の素をいくつかとお菓子も適当に。
そして因縁のこいつも。
というわけで、コロナ禍の沖縄ひとり旅もこれにておしまい。
実は家路に着いた翌日から27.5℃の発熱と喉の痛みがあり、「すわコロナか!?」と家庭内が騒然としたのですが、診断結果はただの風邪でした。
ちなみに発熱は30時間程度でおさまっています。ひょっとしたら沖縄との寒暖差に体温がエラーを起こしたのかもしれません。
感染リスクという意味ではやはり酒類を提供する場所というのは気が緩みやすく、コロナに対してさほどナーバスなタイプではありませんが、非常にざわざわしたものを感じました。
他方、ひとりで移動するという行為自体にはさほど問題はないのかなと。
GO TOトラベルキャンペーンに対する印象は各々あろうかと思いますが、お得に旅行が楽しめる&旅行先がウェルカムであるなら、わたしは期限いっぱいまで積極的に活用したいなと思うのでした。


ちょっとCMです。
アウトドアの新しい遊びテントサウナお貸しします。
その醍醐味はなんと言っても大自然という名の水風呂。
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是非、一度お試しください!
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注意事項
- レンタル品は直接の受け渡しとさせていただきます。
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テントサウナの設営方法

テントサウナを使ったキャンプの様子
