憧れのキャンプスタイル
インスタやYouTubeなどを徘徊していると、きらびやかでラグジュアリーなキャンプや男臭さでむせ返るような無骨キャンプに憧れたり、実際に真似してみたくなるものです。
憧れますよね
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かく言う私もそうでした。はじめはサラリーマン野宿旅というwebサイトや寺崎勉さんという野営界のレジェンドの存在を知り、トラッシュ感のある野営に憧れていましたが、次第にミニマルなキャンプやブッシュクラフトという概念を知ってミリタリーテイストなアイテムに傾倒してみたり。ところが、実際にやってみると思いのほか楽しめなかったのです。汗だくになって薪を集めたり、薪割りしたり、とにかくもう忙しくって、

あれ?こんはずじゃなかったのに!
と途中で嫌になってしまいました。
自分には向いていなかったストイックな世界観
私はこの世界観を第三者として眺めているのが好きなのであって、自分がその世界の住人なりたいわけではないのだ、と気付いてしまったのです。もしかしたら、私のように脱落していったキャンプ初心者の方も以外と多いのではないかと思うのですが、実際どうでしょうか。そんな挫折を経験した私が提唱したいのがチートキャンプ、略してチーキャン。あるいは意識低い系キャンプ、ずぼらキャンプ、まあ呼び方はなんでもいいのですが。
チートとは
チートとは、広義にはコンピュータゲームにおいて本来とは異なる動作をさせる行為である。チートを直訳すれば「ズル」あるいは「騙す」という意味の英単語であるが、英語の”cheat”との違いは#”cheat”と「チート」を参照。また、「コンピュータがチートをする」などの用法については#コンピュータ側の「チート」を参照。
Wikipedia
要するに可能な限り手抜きをして、且つ予算を掛けずにキャンプを楽しもう、という提案です。そんなキャンプが果たして面白いのか、と問われれば、少なくとも私はここ数年ずっと楽しめています。しかも一人で。
なにをチートするか
代表的なチート行為と言えば、まず料理。料理自体は私自身嫌いな方ではないのですが、アウトドアで調理をすると下準備や洗い物が増えたりなどの面倒事がつきもの。
ですので一泊二日のキャンプだとして例えばこんな食事構成。
- 当日のランチはキャンプ場往路の飲食店で軽く済ませます。
- 夕食は焚き火でスーパーやコンビニの一人前アルミ鍋。※焚き火調理感が味わえる上に鍋ごと捨てられるので便利。
- 朝は惣菜パンを再び焚き火で炙っていただく。
外で食べるとカップ焼きそばだってご馳走です
どうでしょうか。料理はキャンプのメインイベントの一つではありますが、それ故ついつい肩肘を張ってしまいがち。ところがこれなら調理器具も食器もほとんど必要ありません。
私の提唱するチートキャンプを布教することで未経験者のハードルを下げ、あいるは面倒でビギナーのまま遠ざかってしまった方が戻ってくる契機になればいいな、と考えている次第です。

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