テレビ東京「カンブリア宮殿」のロゴス特集を観た感想

コラム
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番組について

テレビというメディアは情報を希釈してより広い層に向けて発信することに長けています。なので自分がその分野に関してある程度精通していたり思い入れがあったりすると「ん?」という違和感がある場合も。

 

ですが「ロゴス特集」回の「カンブリア宮殿」にはそれを感じませんでした。さすがこれまで数々の企業を扱ってきた同番組の取材力・構成力に感服した次第。

ロゴスについて

造船業という出自、海抜5mから標高800mまでがターゲットという戦略、このあたりはファンならご存知の情報だったのではないでしょうか。

 

なかでもわたしが強く印象に残ったのはスタジオで語った柴田社長による「製品企画担当者はどうしてもマニアが好む製品をつくりたがるが、ロゴスの方向性はそうではない」というニュアンスの発言。

あくまで初心者ファースト、この絶対にブレない初心者目線がロゴスなのだと、高らかに宣言されていたのです。

ここでふとある言葉が脳裏をよぎりました。

すべてのジャンルはマニアが潰す

これは新日本プロレスを窮地から救ったブシロードの元社長・木谷高明氏の金言。つまりジャンルが成熟しマニアが急増するとビギナーを排除する傾向が高まる。

その結果、新規のファンが育たずジャンルそのものが衰退していく。つまりジャンルを潰しているのは実はマニアなのだ、と喝破してみせたのです。

 

たしかにキャンプ道具を一通り揃えてしまうと新たに購入する機会も減ります。より本格的なサバイバル要素の強い野営に憧れてキャンプ場にお金を落とさなくなったり。

言われてみればキャンプマニアかもしれないけど、業界にとっては“良いお客さん”ではないのかも。

 

実際に現在キャンプで使っているロゴス製品と言えば番組でも紹介されていた保冷剤くらい。

ですが家族でキャンプデビューする際、最初に購入したテントはロゴスの2ルームテントでした。

 

すでに手放してしまいましたが、やはり思い入れはあるのです。

なので社長、なんとかマニア向けの商品にも力を入れていただけないでしょうか。

もっとロゴスショップでお金を落とさせてください!

 

ところでこのハーゲンダッツのカップアイスがすっぽり入る水筒は良さそうでしたね。

 

見逃した方はTver、Paraviで


TVer(ティーバー)

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Paravi(パラビ)

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Dr.nero

現役会社員の傍ら、登山とキャンプとサウナを満喫するアウトドアニュース配信者。too machな情報をサクッと軽めの記事に調理してお届けします。

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