ベアボーンズ
近年急速にLEDランタン界の勢力図が激しく書き換えられているわけですが、その台風の目となっているのがこのベアボーンズ社。どこかレトロなのにスタイリッシュなビジュアルとUSB充電可能という現代っぽさのビーコンライトが特に人気を集めている印象。
そんなベアボーンズのLEDランタンに待望の新作レイルロードランタンLEDとミニエジソンランタンLEDの2種類が加わりました。
それぞれどんな特徴があるのか詳しくチェックしていきましょう。
レイルロードランタンLED
あまり見かけないタイプのデザインですが、なんでも戦前の北米鉄道会社で使われてきたランタンを模したものだそう。なるほどだからレイルロード(鉄道)。
出典:ベアボーンズリビング
例えば「市民ケーン」とか「カサブランカ」だとか、あんな時代の道具ってことでしょうか。
見た目はともかく、LEDランタンとしての特徴を整理してみると、
- USB充電式(タイプC)
- 気泡入りのガラスホヤ
- 最大光量200ルーメン(HIGHモード)で連続使用した場合、バッテリーの持ちは3.5時間
- 最小光量35ルーメン(LOWモード)で連続使用した場合、バッテリーの持ちは100時間
HIGHモードの3.5時間というのはちょっとあまりにも心許ない気がするので、現実的には光量をさらに落として使うことになりそうです。かといってLOWモードの35ルーメンというのも照明としては頼りない。
気泡入りのガラスホヤ
USB充電可能
出典:ベアボーンズリビング
とは言え光量が無段階調整できるので、現実的には使用時間から逆算して100~150ルーメン程度で運用することになるかと思われます。
出典:ベアボーンズリビング
よってスノーピークのほおずきのような雰囲気重視のLEDランタンという位置づけになるでしょうか。価格差も1,000円前後ですので、良いライバル関係になるかもしれませんね。
ミニエジソンランタンLED
レイルロードがほおずきならミニエジソンはたねほおずき、と考えると理解しやすいでしょうか。
出典:ベアボーンズリビング
こちらの特徴はUSB充電に加えて単三電池2本でも稼働させられる、というもの。
このハイブリッドな使い勝手って便利かもしれませんね。
出典:ベアボーンズリビング
バッテリーの持久力をまとめると
- 最大光量100ルーメン(HIGHモード)で連続使用した場合、バッテリーの持ちは5時間
- 最小光量35ルーメン(LOWモード)で連続使用した場合、バッテリーの持ちは20時間
出典:ベアボーンズリビング
ちなみにたねほおずきのバッテリーは最大光量約60ルーメンで40時間の連続使用が可能。単三電池は3本必要としますが、本体は57gという軽量さかつコンパクトというのも魅力ですよね。
どちらも一長一短あり甲乙つけがたい両者ですが、ベアボーンズの洗練されたデザイン性はキャンプサイトにきっと彩りを与えてくれるに違いありません。
出典:ベアボーンズリビング
いやいや雰囲気も大事だけどさ、という光量至上主義の方にはもうひとつの新興勢力ルーメナーがおすすめです。わたしも愛用していますが、この明るさはホントに頭ひとつ飛びぬけてますよ。こちらもバリエーション豊富。



