FIELDOOR パップテント320
根強い支持を得ながらもデッドストックを消化していくことで高騰が不可避となっていたUSパップテント問題に終止符を打ったバンドック。それがソロ用テントとしては異例のスマッシュヒットを記録し続けるソロベースであることはいまさらご説明するまでもないでしょう。

そんな独走状態に待ったをかけたのが自粛期間明けから怒涛の勢いで新作発表を連発しているFIELDOOR。こちらもバンドックに負けず劣らずジェネリック系ギアを得意とするメーカーですので、この程度はお手のもの。
これまでスパイスボックス事件などで厳しい指摘をさせていただくこともありましたが、今回は脱帽です。しっかりと脳みそに汗をかいて頑張った感が伝わってきますよ、FIELDOORさん!
なんたってこのパップテント、最初から二又化されているのだから。
出典:楽天市場
もちろんテントの生地は火の粉に強いTC素材なのでご安心を。
しかもですね、ソロベースより高さが20cmアップしているのが絶妙でして。ソロベースだとキャノピーを展開した時にどうしても頭が当たるんですよね。こうした点も後発だけあってよく研究しているな、と感じるあたり。
出典:楽天市場
カラーもベージュと言いますか、クリーム色っぽい優しい風合いなのでオラつき具合もかなり軽減。これなら女性キャンパーでも抵抗感なくご利用いただけるのではないでしょうか。
出典:楽天市場
パップテントの何が優れているかと言うと、やはりテント内で寛ぎながらより近い距離感で焚き火を楽しめるということ。つまりミリタリーファンならずとも、焚き火LOVERにとって非常に理にかなったテントであるわけです。テント内にどかっと腰をおろし、焚き火調理をしながらお酒をちびりちびり。火の粉でテントに穴をあける心配をせずともよい、こんな芸当ができるのはやはり軍幕だけ。
出典:楽天市場
で、当然FIELDOORのことですからお値段も驚異的。キャノピーポールとグランドシートが別売りとは言え、テント本体だけならバンドックを凌駕しています。
出典:楽天市場
その震える価格は是非ご自身の目でご確認ください。
いやぁバンドックにとっても良い刺激になるのではないでしょうか、これは。
今後のジェネリック・ミリタリー市場から目が離せませんね!
楽しみ!



