2020年 ロゴスの新作
ビギナー向けのラインナップが充実している印象の強いロゴスですが、近年で言えば「薪ばさみ」や「焚き火台シート」のような渋いヒット作も多数。
そんな観点から「おっ、これは」と思うような2020年の最新作をピックアップしてみました。
デカゴンシリーズに新色追加
独自のQUICK SYSTEMなる機構により簡易設営を可能にした巨大シェルターデカゴン。
わたしもキャンプ場でリアルに目撃したのは2回ほどしかありませんが、まさしく母艦と称したくなるような圧倒的存在感でした。そんなデカゴンと一回り小さい弟分のオクタゴンが落ち着いた色合いのグランベーシックシリーズとして新規追加。
出典:ロゴス
さらに似たコンセプトながらエアフレームを採用したエアマジック オクタゴンドーム-BJも新登場しています。
出典:ロゴス
エアフレームと言えば国内ブランドとして先鞭をつけたものの謎の柿色をチョイスしたためあまり話題にならなかった(ような気がする)無念の前期モデル、、、
あの雪辱を晴らすことができるでしょうか。
neos Q-TOP リバイバルSOLODOME-BJ
まんまクイックキャンプのビートルテントなわけですが、OEMということでいいのかしら。非常にざわざわしたものを感じます。
出典:ロゴス
それにしては価格がかなり強気だな、という印象。某雪印じゃないんだから、、、さすがにこれだけ似ているとクイックキャンプでいいじゃん、と思ってしまうのは岡村ちゃんならずとも「いけないことかい?」
LOGOS JINMAKU-BJ
強い風や他者の視線を遮ってくれる陣幕がロゴスからも新登場。ポリ素材にも見えますが、れっきとした難燃性なのでご安心を。かなりの幅広サイズなので一張あれば十分機能してくれるでしょう。
出典:ロゴス
TAKIBI de JINMAKU
こちらも陣幕ではありますが、焚き火の風防、リフレクターとしての色合いの濃い小型版。
ガレージブランド界隈では定番アイテムでしたが、いよいよ大手からも量産される時代となったというのは隔世の感ありまくり。
先日、名古屋で開催された大型アウトドアイベント「フィールドスタイル」でお披露目されたクイックキャンプの陣幕と共に2020年の新たなトレンドになっていくのかもしれません。
Tradcanvas アッセムチェアfor2
個人的に最も感銘を受けたのがこちらのベンチ。
出典:ロゴス
ベンチタイプのアウトドアチェアは数多くあれど、運搬時のコンパクト性を追求したものがかつてあったでしょうか。(あったなら、ごめんなさい)
出典:ロゴス
わたしも積載を圧迫されるのを敬遠して最近はベンチ離れしています。「まだやれることはある」そんな飽くなき探求心を見事に体現した意欲作にあっぱれ!
(耐水)デザイングランドチェア(JAPON)
最期におまけ。
いくらJOPONとか言い張ったって実家の座布団感は打ち消せないと思うんですよね、、、
出典:ロゴス
何故こんな柄にしたのか。剛性のあるアウトドア用座椅子を求めているわたしからすると生地を変えた別バージョンの発売を強く望みます。価格も良い感じなだけに非常に惜しい。
まとめ
というわけで、個人的に気になったロゴスの2020年最新ギアをチェックしてみました。アッセムチェアのような意欲作からデザイングランドチェアのような「なにその柄!?」みたいなズッコケ感も含めてロゴスらしいと言えばロゴスらしい。
余談ながら実は現役で活躍しているロゴス製のギアってよく考えたら「焚き火台シート」くらいしかないんですよね、わたしの場合。その「焚き火台シート」も一カ月前に購入した新参者なので愛用とまでは言い切れません。
何が言いたいかというとわたしが志向するキャンプスタイルとロゴスが提案するスタイルの相性があまり良ろしくない、ということ。ビギナーを大事にするその姿勢は大変素晴らしいと思いますし、わたしも全面的に支持します。
しかしながら、もう少しキャンプ廃人たちの声にも耳を傾けていただきたいのですが、まさか、、、かつて新日本プロレスを再興させた元ブシロード社長が残した金言「すべてのジャンルはマニアが潰す」を体現している!?



