伊吹山に登ったのが緊急事態宣言が発令される前のことでしたから、おおそよ2カ月半ぶりとなる山登り。その間に何度か金華山でトレーニングは継続していたものの、持久力に不安が残ります。反面、捻挫していた左足首の痛みがかなり緩和されてきたのは好材料。
さてさて、どうなることやら。
自宅を出たのがまだ真っ暗な午前3時。交通量の少ない真夜中にドライブするのってストレスフリーで好きなんですよね。コンビニで水と食料を調達すると、登山口駐車場までまっしぐら。
日曜日ですが、午前4時半なので駐車場はまだガラガラ。
他方、下山時は枠外駐車や路上駐車もあるくらい大混雑でした。
登山届を提出し、いざ出発!
あら、いきなり結構登るんですね。まだ少ししか進んでないけど、この登山道かなり好きかも。それにしても、しっかり整備されているなぁ。駐車場も無料だし、入山料もないし、なんだか申し訳ないですね。どこでお金を落とせばいいのかしら。
おっきな岩だなぁ。
岩の下に小枝がいっぱい並べてあるのはどういう意味なんだろう。
おや、なんか狭い通路が現れたぞ。
くぐってみると、、、ってなんじゃこりゃあ!
ピサの斜塔どころじゃない傾き加減。
おばれ岩っていうのか。
後で調べたらおばれとは、方言でおんぶの意味だそうな。
なるほど、確かにおんぶしているように見えなくもない。
この日見た花の名前を、僕はまだ知らない。
おっともう5合目か。
結構あっという間だったな。
山の上に見えるのがロープウェイの乗り場だろうか。
それにしても疲れた頃に現れる絶景スポットが非常に良いアクセント。
こんな景色眺めていたら疲れも吹き飛ぶよなぁ。
でたぁー!
天然の芸術、奇跡の均衡。
この地蔵岩は登山道を己の足で登ってきた人にしか拝めないご褒美なのだとか。
あざっす。
これは帰りに撮ったものなんですが、往路では風が凄まじくて撮影どころじゃなかったんですよね。
飛ばされそうなキャップと首に巻いていたタオルをザックにしまって下っていきました。金華山で言うところの馬の背コースのアレの難易度をさらに上げた感じといいましょうか。皆さんワーキャー言って楽しんでみえました。
ここが中登山道最大のアトラクションと呼んで差し支えないかと。
他にもあれ?行き止まりじゃん、と思わせるようなトラップがあったりと中登山道の表情は非常にバラエティー豊か。
山頂までまったく飽きずに山登りが楽しめます。
約2時間ほどかけて登りきることができました。
とりあえず山頂まで向かい、一通り景色を堪能。
空腹感はあまりなかったけど、ベンチに腰掛けておにぎりを一つ。
時折強く風が吹くことはあるものの、終始良いお天気。
前回の伊吹山ではまったく山頂感がなかったので、感慨もひとしお。
下山では一気に人が増えて多くの方々とすれ違いました。
律義にマスクを着用されている方も数名いらっしゃいましたね。
登山しながらマスクってめっちゃ苦しいんだよな。ご苦労様です。
今回、印象に残った会話。
60オーバーと思われる男女ペアのパーティー(ご夫婦ではなさそう)。
男性「登山者は膝の悪い人が多いよ。自分も山で痛めて半年も登れなかった」
女性「半年だけ!?」
そうなのか、山歩きって膝に悪いのか!?
なんか健康に良さそうじゃんと思ってはじめたのにショックだな。でも膝の関節なんて鍛えようもないし、傷めないコツでもあるのだろうか。これはちょっと今後の課題としておこう。
あとせっかく地図を買ってみたものの、見方がよくわからないのも大問題だよな。山アプリを活用したり動画で勉強するなりして、この問題にも向き合っていかねばなるまい。
あるいは手っ取り早く講習のようなものに参加してみようかしら。



