あのメーカーは今
あくまでわたし個人の印象ですが、ノースイーグルの勢いは2015年頃がピークだったような、、、
なかでもワンポールテントとツーリングテントに定評があり、ビギナーも手を伸ばしやすい格安テントとして人気を博していました。
当時はロゴスのナバホ柄やドッペルギャンガー(現DOD)のビビッドなテントなんかもまだまだ元気でしたよね。現在に至る本格的なキャンプブームの夜明け前といったところでしょうか。
さて、そんなノースイーグルをキャンプ場で見かける機会も徐々に少なくなり、「そう言えばアイツ最近どうしてるんだろうなぁ」という特に親しくもなかった知人に想いを馳せるがごとく、ちょっと調べてみました。
ノースイーグルとは
一般的にノースと言えばフェイス。
イーグル(ス)と言えば楽天。
そうした既成概念をものともしないノースなイーグルの憎いヤツ。
卸売を本業とする株式会社ナニワが独自展開するアウトドアに特化したブランドそれがノースイーグル。しかもナニワなのに本拠地は北海道という中二病顔患者顔負けのこじれっぷり。
公式サイトによれば主な事業内容はホームセンター・量販店等へのコンサルティング、自前の物流センターを通じた配送支援、そしてオリジナル商品の企画・開発というもの。
この「オリジナル商品の企画・開発」に含まれるのがノースイーグルというわけです。
他にも2018年に立ち上げたいわゆるベランピングをイメージしたNEWTOPIAや自宅用フィットネス用品を中心とするNAMALAなども展開中。
何故あまり見かけなくなったのか
様々な要因が考えられますが、わたしが提唱する3つの説がこちら。
○○になったのではないか説
キャプテンスタッグは無論、頭ひとつリードしたDODを筆頭にバンドック、キャンパーズコレクション、FIELDOOR、クイックキャンプ、あるいはnature hikeなどの中華系を含む格安ブランド全体のクオリティが格段にアップ並びにバリエーションも豊かに。
よって消去法で選択していた一昔前と違い、積極的にノースイーグルを選ぶ理由が希薄になったのではないか説。
どういう気持ちでこの柄、、、
どうやって○○したらいいか分からない説
そもそも株式会社ナニワの出自は卸売業者、つまりBtoBの取り引きを得意とする企業。
よって我々エンドユーザーを対象とするBtoCに関するノウハウをあまり持っていないのではないか。
そう、単純にどうやって売り続けたらいいのか(販路を拡大するばいいのか)分からないのではないか説。
○○が成り立っているから説
先述したようにノースイーグルは株式会社ナニワにとって数多くある事業の一部門でしかなく、最近元気がないのは単純に会社(担当者)が力を入れていないから。あるいは2018年に立ち上げたNEWTOPIAに開発運営部門が丸ごとコンバートしたのではないか。
つまりノースイーグル以外で十分に経営が成り立っているから説。
まとめ
というわけで、やや乱暴な説を唱えてしまった感は否めませんが、ノースイーグルにかつてほどの勢いがないのは紛れもない事実。一時代を築いたと言うと大袈裟かもしれませんが、思い入れのあるユーザーも数多くいらしゃるはず。
ベランピングも結構ですが、時を経てブラッシュアップされたノースイーグルのコスパに優れたテントに再び元気を取り戻してほしいものです。
こんなテントも作っていはいるのですが、、、

