豪雨災害経験者のアンケート結果から分かるホントに用意すべき防災グッズとは?

防災
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防災グッズを持参しない人が9割!?

ホームセンターでお馴染みのDCMホールディングスが豪雨災害の経験者にアンケートを実施しました。その結果、30%の方が災害時に避難所で過ごし、その内90%近くの方が防災グッズを持参していなかったことが分かりました。

出典:DCMホールディングス

当サイトでも用意すべき防災グッズを繰り返し述べてきましたが、今回のアンケート調査に基づき改めてご紹介しておきたいと思います。

 

避難所生活の中で最も困ったことのベスト3

出典:DCMホールディングス

 

プライバシー問題

こちらはやはり簡易テントが有効な手段となります。

慣れない方はこうしたワンタッチタイプがいいかもしれませんね。

 

床の硬さ問題

こちらも過去に取り上げています。

ホームセンターに売っている銀マットで充分です。

ヨガマットなんかでも代用できますよ。

 

スマートフォンの充電問題

日常的に使っているならともかく、非常用としておく場合、いざという時に放電してしまっている可能性もあります。ですので、ソーラー発電可能なモバイルバッテリーをひとつ用意しておくと長期的に考えて有用なのではないでしょうか。

あるいは電池式を予備として持っておくのもいいかもしれません。

 

「あってよかったもの」「なくて困ったもの」「絶対用意すべきもの」

出典:DCMホールディングス

 

モバイルバッテリー

モバイルバッテリーは重複するので割愛します。

 

やはり飲料は必要不可欠ですよね。

目安として一日ひとり2ℓあると余裕をもって過ごせるかと思います。

 

電池

電池を使うものはなるべく統一しておくといいでしょう。

入手しやすい単三あたりが無難じゃないでしょうか。

で、一応保険としてスペーサーも用意しておくと安心です。

 

ランタン

ランタンに関してはこちらで詳しく扱っていますが、

【防災グッズ】本当に用意すべき非常用ライトとは【おすすめ】
はじめに防災への備えは万全でしょうか。かく言う私も、いわゆる防災バッグに非常食をまとめて、というようなことはしていません。それでも頻繁にキャンプへ出かけるので、ある程度の道具は常に一纏めになっており、何がどこにあるかというのは頭の中に...

優先順位としてはヘッドライトが一番です。

次に吊り上げ式があると便利かなと。

どちらも単三電池を使用する点がポイントです

 

保存食

保存食はまず水を必要としないものを優先的に用意しておくといいでしょう。

避難生活が長引くようなら食事に変化を与えてくれるフリーズドライ製品やカップ麺などもいいでしょうが、被災当初はなるべく水を節約しましょう。

 

避難時に役立つもの

出典:DCMホールディングス

 

床対策用品

やはり体育館のような硬い床で過ごす身体的な苦痛が非常にストレスを感じるようです。

繰り返しますがマットを用意しておきましょう。

 

水の運搬用品

確かに言われてみればこれは盲点だったかも。

水の運搬ってものすごく重労働ですよね。

 

暑さ・寒さ対策用品

暑さは対策は日陰でじっとしているのが一番いいでしょうね。

どうしてもの場合は団扇や扇子で。

 

寒い場合は避難所ならこうしたエマージェンシーシートにくるまっているといいでしょう。

 

食事の保存に関する用品

クーラーボックスやクーラーバッグで冷凍庫の食材を延命させましょう。

 

わたしの考えるその他に用意すべきもの

わたしはやはりガスストーブを一台用意しておくと便利だと思います。

お湯を沸かせることでレトルト食品やカップ麺、ほっと一息コーヒーなんかもいただけますので。

こうした食器やクッカーがないとお湯を沸かせません。

 

まとめ

もちろんここでご紹介したグッズを揃えれば絶対に安心というわけではなく、赤ちゃんやペットのいるご家庭、お体の不自由な方、ご高齢の家族がいらっしゃる方など、用意すべきものは各家庭で異なり多岐に渡ります。あくまでベースとなる最低限の防災グッズであることを念頭に置いて、日頃から有事に備えておくことが肝要です。

一度に揃えるとなかなかの出費となるので、まずはモバイルバッテリーと床対策のマットあたりから揃えてみるといいかもしれませんね。
プロフィール
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Dr.nero

現役会社員の傍ら、登山とキャンプとサウナを満喫するアウトドアニュース配信者。too machな情報をサクッと軽めの記事に調理してお届けします。

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