大災害は毎年やってくる
そう考えて対策しておかなければならないのだろう、というのは近年の共通認識として間違いのないところでしょう。
昨今、とりわけテントの有用性について論じられる機会が増えたように感じています。
これは非常に良い傾向じゃないのかな、と。
その一方で例えば準備万端にテントを用意していたとして、それが自分たちだけだったりしたら、、、なんだかテントを広げるのを躊躇してしまいそうですよね。
適度なパーソナルスペースが暗黙の了解であるとして、テント組だけあきらかにそれが広かったりする可能性もあるわけで。少し想像しただけでもちょっと胃がキリキリしてきます。
ワンタッチテントの要領で畳めば小さくなる。これ全国に広まってほしいな。「避難が終わった後、清掃して小さく折りたためば、収納できるし、何度でも使える。リサイクルが可能」/被災者のプライバシーを守るため避難所専用テント「ファミリールーム」に開発者が込めた思い https://t.co/hFeTkjw89i pic.twitter.com/d7glEjP27F
— 佐々木俊尚 (@sasakitoshinao) October 24, 2019
「大崎市鹿島台の避難所では、折りたたみ式のテント」「これまで服を着替えるのにトイレに行っていたがテントで着替えることができるようになってよかったです。子どものおむつ替えもテント内でできるのでとても助かっています」→避難所 テントでプライバシー(NHK)https://t.co/8vRE0QxP2G
— tatuki_h (@tatuki_h) October 28, 2019
全国の避難所に導入してほしい… 上田市が導入した簡易テント「ファミリールーム」に注目 – Yahoo! JAPAN https://t.co/14Kx7fN03a
— はら@しばわんこ (@sibawanko2011) October 27, 2019
それでも今回の長野県上田市のように行政側が用意してくれると気兼ねなく利用できるので、今後こうした考えが普及することを望みます。
わたしだったらどうするか?
例えば台風のように事前に対策できる場合は、避難所で一夜を過ごします。
避難所の人口密度が高い場合はテントを自粛して一晩だけ我慢。
で、台風が過ぎ去っても自宅が無事でない場合は屋外(公園など)でテント生活に移行。
地震の被害なら直ちにテント生活ってところでしょうか。
避難所生活におけるテントの役割というのは主にプライバシーの確保が目的。
よってテントとしてのスペックはさほど気にしなくてもいいでしょう。(屋外での使用も視野に入れるなら話は別)
強いて言えば出入り口がメッシュ構造などになっていると暑い時期は重宝します。
そんな視点からピックアップしたテントはこのあたり
設営に慣れていない方はこうしたワンタッチタイプがいいでしょう。
テント以外のストレス軽減グッズ
しかしながら当然、テント単体では快適な環境は構築できません。
避難経験者の多くが訴えるのが床の固さと底冷えによる苦痛。

それを緩和してくれるのがいわゆる銀マット。
そして就寝用に寝袋があるといいのですが、緊急時ならこうしたエマージェンシーシートを防災バッグに忍ばせておくといいでしょう。
携帯用の枕があると快適ですが、なければ着替えやタオルなどで代用してもOK。
さらにあると便利なのが耳栓とアイマスク。
他人のいびきや咳払い、赤ちゃんの夜泣き(寛容になりたいものですが)など気になる音や視覚情報をシャットアウトすると外部からのストレスは劇的に軽減します。
これらは100均でも手に入りますが圧倒的にクオリティが異なりますので、それなりのものを用意しておくといいでしょう。
まとめ
他にも各ご家庭の事情に応じて用意すべき防災グッズは異なりますが、ひとまず避難所で一夜を過ごす際にあると便利なグッズを考えてみました。
ここで取り上げたもの以外にも他の記事で必要な防災グッズや購入時の注意点をまとめていますので、よろしければ参考までに。




