【レビュー】トヨトミKS67-Hを購入 使い比べてわかったアルパカストーブにはない優位性とは?

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2017年の秋にネット通販で購入したアルパカストーブ。3シーズン目となる2019年に致命的な不具合が発生しました。

ひとつが振動を感知して作動する緊急消化機能の不全。

もうひとつが芯を上げ下げするギアの不具合。

我が家ではキャンプだけでなく、自宅リビングでもメイン暖房として活躍していたので、上記のトラブルは非常に大きなストレスでした。アナログ構造ゆえに不具合があっても自分で修理する記事や動画がネット上で散見されますが、わたしのスキルではどうしても直すことが出来ませんでした。

それでもだましだまし使っていたものの、今シーズンはついにそれも断念。ダメもとで2社ほど石油ストーブの修理専門業者に問い合わせてみましたが、やはり対応いただけませんでした。

国内メーカーを幅広く扱っている専門業者でも韓国製のアルパカストーブはどうしても受け付けていただけなかったのです。

 

いよいよ心が折れてものは試しにメルカリに出品してみることにしました。するとさすがは集客力抜群のメルカリ、出品後、数時間で買い手がみつかったのです。ありがたやありがたや。

で、その売上を元手に購入したのがトヨトミのKS67-H(以下トヨトミと表記します)。男前なギアミッション・シリーズを選択しなかったのは、我が家のリビングの雰囲気とマッチしなかったから。

コロナ社にも姿形や性能の似たストーブがより安く販売されていますが、地元東海地方のメーカーを応援したいのでトヨトミをチョイスしました。

キャンプで使うならもう少しコンパクトな製品がいいのでしょうが、基本的には自宅で使う頻度が圧倒的に多いため、今回は不問としました。いざとなればアウトドアシーンでも使える、程度の認識でいます。

 

さて、使い勝手についてですが、これは比較するまでもなく、ぶっちぎりでトヨトミの優勢。単二電池4本で作動する電子着火装置のおかげで、ハンドルを時計回りに回せば一発着火。消化や火力調整も反時計回りで楽々。

一方アルパカは芯を出す、ライターで着火するという2ステップ必要でした。特にそれ自体も不満ではなかったのですが、このお手軽さに慣れてしまうと、もう元には戻れないかも。

 

肝心の暖房性能に関してですが、こちらもスペック・体感ともに倍近い差をつけてトヨトミが圧勝

ただしこれは単純に図体の大きさも比例しているので、軽量コンパクトが好まれるアウトドアシーンではアルパカストーブの方が重宝することでしょう。それでもオートキャンプなら積載には言うほど差がないような気もします。

同じトヨトミ製でもレインボーストーブの暖房性能はいまひとつ、という声をよく聞きますので、それならいっそKS67-Hのほうがわたしはいいかなと。

最後に何と言っても安心なのが国内メーカーだけにアフターサービスがしっかりしている、ということ。やはりこれは製品の出来云々以上に大きな要因だと、故障の経験を経て痛感しました。

 

実験はしていませんが、漏れにくい構造というのもキャンプで使う前提なら嬉しいポイント

アルパカストーブのインスパイア元であるフジカハイペットも購入候補ではあったのですが、納期が遅いことや電話注文・代引きのみといった旧態依然とした販売姿勢に疑問を感じて見送りました。

というわけでトヨトミには今シーズンのメイン暖房としてガシガシ働いていただきたいと思います。使い込んだ感想なんかはまたあらためて。

色違いもありますよ。

 

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Dr.nero

現役会社員の傍ら、登山とキャンプとサウナを満喫するアウトドアニュース配信者。too machな情報をサクッと軽めの記事に調理してお届けします。

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