ホンマ製作所の薪ストーブをついにポチッた!でもいまさら恐ろしくなった話

コラム
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ついに買ってしまった!

厳冬期に向けた薪ストーブの導入に向けて構想を練ること約半月。

具体的な使用時のイメージを膨らませ、自分に合った薪ストーブを比較検討していたのでした。

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最終的にホンマ製作所の薪ストーブを選んだわけですが、これは薪ストーブ専門の老舗であるという信頼感が第一。大袈裟でなく命を預ける道具なのでここは慎重にならざるを得ませんでした。

次いで近所のホームセンターなどでもオプションパーツの取扱いがある巨大な販売網

在庫切れが目立つ他社製品に比べて潤沢(に少なくとも見える)な在庫数

そしてネット上で拾える情報量の多さなどが決め手となりました。

 

さらに具体的な希望条件としては

  1. 市販の薪がそのまま投入できるサイズ感
  2. 本体の脚が長く、地面へのダメージが軽減されている(アウトドア仕様)

まずこの2点がマスト。

 

そして素材は鉄製とステンレス製の二択になるのですが熱伝導率の高い鉄製をチョイスしました。

これは後々テントサウナに挑戦してみたいからで、耐久性やメンテナンスの手間よりも発熱量の高さを選んだためです。加えて鉄製の煙突が流通量の多いφ106であるのに対し、ステンレス製の煙突はややマイナーなφ100であったことも理由のひとつ。

しかも鉄製は安価なので入門用としては十分だろうと考えました。

重大事故発生!

そんなこんなでポチっと注文したわけですが、まさに冷や水をぶっかけるが如しの重大事故が発生したのです。それはTwitter上のキャンプアカウントが一時騒然となった「テント炎上事故現場」の衝撃的な一枚の画像。

 

幸いにも持ち主の方に大きな怪我などはなかったようですが、薪ストーブビギナーの心を折るには十分な破壊力でした。火災の直接的な原因に関しては判明していませんが、ストーブ(薪ストーブと石油ストーブを併用)の近くでガス缶やガソリンランタンなどが熱せられ引火あるいは爆発したのではないかというのが大方の予想。

 

それ以外にも例えば可燃ゴミや寝袋、衣服に引火して燃え広がった可能性なども考えられます。現場の画像を見る限り、薪ストーブには煙突ガードがしっかり巻かれ、それなりに防炎対策はとられているようでした。

 

テント内での火器使用について

もちろんこれは(わたしが知る限り)どのメーカーでも禁じられている行為です。

ところがYouTubeやSNS上でも幕内でガスストーブや石油ストーブ、薪ストーブを使っている光景って頻繁に目にしますよね。ごめんなさい、わたしもよくやっています。

 

ですが例えばこんな小さなソロ用テントの中で火を扱おうとは思わないわけです。

それでもこれぐらい広いテントだとガスストーブで湯を沸かしたり、石油ストーブを持ち込んでみたりしてしまう。

かといってプレヒートが必要なガソリンストーブなんかを幕内で使おうという気にはなれない。あるいは焚き火は無論、炭火焼きなんかも普通はしませんよね。なぜなら「危ない」から。

 

仮にそんな動画をYouTubeにアップしたら問題になりそうな予感です。(テンティピやレンコンテントの存在はややこしいのでちょっと横に置いておきましょう)でもこの「危ない」の線引きってかなり微妙ではないでしょうか。どちらも公式には認められていない行為だけど、一方の行為は世間的にほとんど黙認されている。

 

深掘りすると長くなりそうなのでこのあたりにしておきますが、いずれにしても危険な行為であることは皆さん承知の上で運用されているのは間違いないはず。そんなわけで、幕内での薪ストーブ利用は非常に危険な行為であるということを改めて肝に銘じ、最大限安全性に配慮しつつ今年の冬もキャンプも楽しみたいと思います。

 

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Dr.nero

現役会社員の傍ら、登山とキャンプとサウナを満喫するアウトドアニュース配信者。too machな情報をサクッと軽めの記事に調理してお届けします。

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