NEUTRAL OUTDOOR(ニュートラルアウトドア)
グランピングという言葉が徐々に世間へと浸透しはじめた2015年当時、その象徴的な存在としてNordisk(ノルディスク)のコットン製ベル型テント「アスガルド」が人気を博していました。
一方で「高い」「重い」などの理由から敬遠する層が一定数いたのも事実。
そこへ颯爽と現れたのが新興アウトドアブランドのNEUTRAL OUTDOOR(ニュートラルアウトドア)
同社の代表作GEテントはベル型テントの形状をしながら素材をより安価なポリエステルに変えることで価格と重量の問題を同時に解決してみせたのです。
あれから約4年の歳月を経たニュートラルアウトドアが新たな素材として選んだのは近年のアウトドアシーンを席巻しているTC(コットンとポリエステルの混紡素材)でした。
TCテント4.0
GEテント4.0の形状そのままに素材をTCに刷新。
これによってポリエステル最大の懸念事項(だとわたしが考える)結露の発生が軽減されます。
出典:ニュートラルアウトドア
またカラーをブランドイメージでもあるナチュラルなベージュからダークブラウンに変更したことでより濃い影を期待することもできるでしょう。
出典:ニュートラルアウトドア
メッシュパネル、ベンチレーションも豊富に配置されているので風通しも良さそうです。
さらに2020年以降はオプションとして煙突ポーチも取り付けできるようになる模様。
TCタープ4.0
TCテントと同色のタープも同時に発売されます。
サイズは約4×4mなので最大4~5名用といったところでしょうか。
出典:ニュートラルアウトドア
ループの他にグロメットも配置されているので、より多彩なアレンジが楽しめそうですね。
まとめ
現在比較的入手しやすく、TCテント4.0と競合しそうなものはogawaのグロッケ12T/C、ローベンスのクロンダイクあたりでしょうか。
形状、素材、利用人数などに大差はないので、あとは予算や好みの問題。
その中で最も安く入手できそうなTCテント4.0は「より安く、より快適に」がお望みなら有力な候補となりそう。テント内で過ごすことの多くなる冬キャンプの頼もしい相棒探しにまた新たな選択肢が増えてしまいましたね。