台風6号とソースかつ丼
ようやく梅雨が明けたと思いきや台風の接近に一喜一憂するのも毎年のことですが、、、。
数日前までは快晴の予報に胸を撫で下ろしていたのも束の間、台風6号発生のニュースに週末の予定変更を余儀なくされます。
さあて、どうしたものか。初日はまだ大丈夫なはずなのでとりあえず出発はします。
そして現地で天気予報と受付の方に相談してスケジュールの再調整と致しましょう。
今回目指すのは長野県上伊那郡南箕輪村にある「大芝高原キャンプ場」
道の駅や日帰り温泉施設、アスレチックコースやプールなどが一緒になった、大人も子どもも楽しめる複合型レジャースポットです。
中央道では至る所で工事による片側車線規制が行われており、走りにくいったらありません。
目的地手前のSAでようやく一息。
そこから楽しみの一つとしていたソースカツ丼の有名店「明治亭」へ。
ランチのピークを過ぎていたので並ぶことなく入店。
メニュー豊富で迷ってしまいますが、ここは黙ってソースかつ丼。
うん、カツはもちろん自家製ソースがうまい!
酸味がまろやかで非常にフルーティ。
でもって長野と言えば野沢菜、これだけでご飯がすすむ!
細切りにされたショウガの入った味噌汁が口の中をリセットしてくれます。
しかも嬉しい鶏団子が!
いやあ大満足!絶対また来よう。
子どもが注文した蕎麦もおいしかったなぁ。
老舗キャンプ場と近代キャンプシーンのミスマッチ
中央道「伊那IC」から車で10分ほどの距離にありアクセスは良好。
広大な森の中に道の駅や温泉施設まであり、ファミリーには嬉しい環境となっています。
予定では二泊三日でしたが、二日目の午後から「台風の影響による雷を伴う強い雨」との予報が出ていますので、受付時に相談させていただき一泊二日に変更。
こればっかりは仕方がありませんね。
こちらのキャンプ場、敷地は広大なんですが、サイトにちょっとクセがあります。
ご覧のようにテントを張る場所に木の枠が。
これがサイトのレイアウトを難しくさせているのです。
年々ファミリーテントも大型化しているので、こうした昔ながらのキャンプ場の“よかれと思って”がやや時代とマッチしなくなっている感がありますね。
ピクニックテーブルもあんまり利用されている方はいませんでした。
せいぜい設営撤収時の荷物置き場ですよね。あとはテントやタープを乾燥させる台として利用したりとかでしょうか。
サイトのサイズ感はNEMOヘキサライトがちょうどおさまるくらい。
ガイロープははみ出してますけどね。
ですので一般的な2ルームテントなら張ることは可能かと。
木枠内のグラウンド状態はさすがに手入れされているだけあり、フラットで砂利も少なく、ペグも刺さりやすくて良好です。
フジロックとたこ焼きと
設営を一通り終えてまずは一杯。
ランチをしっかり食べたので今晩はたこ焼きでも。
関西人でもないのに自宅でもよくたこ焼きを作るのは、子どもが好物なのとこの「炎たこ」を数年前に購入したから。
よくある電源タイプのものと比べて焼き上がりに雲泥の差がつきます。
鉄板はフッ素加工されているのでお手入れも楽々。
これはホントに購入して正解でした。
YouTubeでフジロックの生中継を観ながらたこ焼きをはふはふ。
嗚呼、最高!
運転疲れもあり、ちょっと仮眠したあとでお風呂に向かいます。
お酒を飲んでも歩いて行ける距離ってのがありがたいですわね。
いやぁ大人500円という良心的な価格なのにサウナに露天風呂と充実したいいお風呂でした。
風呂上りに焚き火を眺めながら再びアルコールを投入。
天気予報をチェックするとやはり明日は午後からずっと雨予報。
ここは周囲を樹々に囲まれているので、ある程度の雨風を防いでくるとは思いますが、油断は禁物。
夜中に少しだけ降ったようですが、朝方には雨も止んでいました。
チェックアウトが10時なのであまり余裕はありません。
なんせ8時過ぎに起きたものですから、、、。
時間いっぱいまで撤収作業に追われ、ようやく道の駅でブランチを。
こんな本格的なガレットが道の駅でいただけるんですよね。
長野だからそば粉を使った料理ってことでたどり着いたんでしょうか。
長野県は全国でも屈指のキャンプ場王国なのでまだまだ未開拓の地が多くあります。
また少しずつお邪魔できたらいいあぁと後ろ髪を引かれながら、キャンプ場を後にしたのでした。