いよいよ花見の季節到来!
徐々に寒さもやわらぎ、日中は暖かな陽気になることも増えてきました。そろそろ桜の満開時期を狙ってそわそわしている方も多いのではないでしょうか。そこで初心者向けにおすすめしたい花見にあると便利なアウトドア・グッズをご紹介していきます。
ここではレジャーシートなんかを広げて花見を楽しむシチュエーションを想定していますので、是非参考にしてみてください。
定番アイテム
グリーンシート
花見で定番の敷物と言えばブルーシートですが、あれってかなり景観を損ねていると思いませんか?
かと言ってわざわざ花見のために数千円もするレジャーシートを買うもなんだか、、、という方におすすめしたいのがグリーンシート。ブルーシートとほとんど同じような価格である程度自然に溶け込むカラーなのでおすすめです。
迷彩柄もあったりして
そうは言ってもこうしたレジャーシートにはクッション性があって直接座った時の心地良さは段違い。花見だけでなく、ちょっとしたピクニックやお子さん運動会でも活躍するので持っておいて損はありません。
携帯型の座布団
ふかふかの芝生の上が確保出来たならラッキーですが、そんなに都合良くいい場所は空いていないもの。すると砂利の上やアスファルトの上に直接座る可能性もあります。でもこうした折りたたみ式の座布団があれば快適です。ちょっとした段差や岩の上に敷けば簡易的なイスにもなります。地面に直接座ると冷気もダイレクトに伝わるので、こうしたアイテムがあると防寒にも役立ちます。
折りたたみイス
もう少し快適に過ごしたいという方におすすめなのがコンパクトなアウトドアチェア。ピンキリではありますが、花見で使う程度なら安価な製品で問題ないでしょう。
花見会場までの運搬距離が遠いならよりコンパクトで軽量なこうしたタイプがおすすめです。
ロースタイルでリラックスしたいなら
ベンチタイプも
ただし、快適さと軽量コンパクトというのは両立しにくく、近年ではこうしたタイプのチェアが人気です。ご家族にご高齢の方がいらっしゃる場合は地面に直接でなく、いずれかのチェアがあるといいかもしれません。
テーブル
チェアを利用する場合はテーブルもセットで揃えた方が快適に過ごせます。どうしても荷物が多くなってしまいますが、大人数あるいは長時間花見を楽しみたい方にはあると便利でしょう。このジャンルも上を見るときりがないのですが、花見に使う程度なら安価な製品で十分です。
クーラーボックス
食材やドリンクの保温に欠かせないクーラーボックスですが、保温性能はやはりハードクーラー>ソフトクーラーとなります。が、軽量コンパクトという面では逆転しますので、どちらを優先するかは悩ましいところ。車移動なのか徒歩なのか、そのあたりでも変わってくるでしょう。
【ハードクーラー】
より保冷力が高いこちらもおすすめ出来ます
【ソフトクーラー】
ロゴスの折りたたみソフトクーラーボックスは保冷力に定評があります。
調理グッズ
お弁当や屋台の総菜なんかもいいですが、調理したての温かい料理や炭火でBBQがしたい方も多いでしょう。ただし火気の使用が認められている場所や公園は限られていますので、各々事前にご確認ください。とくに後始末が肝心です。片付けまでを想定した準備を整えましょう。
BBQコンロ
ホームセンターで売っている安価なものでも十分です。性能にほとんど大きな差はありません。地面が芝の場合は脚の高いものが望ましいですが、用意出来ない場合はグリルの下に防炎シート(スパッタシートやカーボンフェルト)などを、なければ段ボールなどを敷いて芝などを焼かないように注意しましょう。
地面の焦げ防止に
グリルの汚れを軽減してくれるアイテムですが、こちらで代用してもいいでしょう。
炭と着火剤
ハイシーズンになると慣れない方が炭の着火に苦心されている光景はしばしば目撃します。炭への着火というのは思いのほか難しいものである、という認識をまず持っておきましょう。
炭
評判の良い炭はこちら
ヤシ殻を固めたロゴスの固形燃料は着火しやすく手軽に調理できるのでオススメです。
着火剤
同じくロゴスの着火剤は水濡れに強く、燃焼時間も長いのでおすすめ出来ます。
ダイソーの着火剤も十分優れモノでした。

トング
食材用と炭用の2種類を用意しておきましょう。
ライター
着火口の長いタイプが安全です。
繰り返し使えるこちらもおすすめです。
ガスバーナー
一般的な木炭はなかなか着火しにくいので、慣れないうちはこうしたアイテムに頼ったほうがいいでしょう。コンビニでも手に入る安価なカセットガスが燃料なので経済的です。
火熾し器、火消し壺
火熾しも大事ですが、それ以上に大事なのが残った炭火の処理方法。キャプテンスタッグのこの製品は火熾しと火消し壺一体型なので非常に便利。一体型となった製品は私が知る限り、これしかありません。使いさしの炭はこれに入れて持ち帰り、次回に使いますことが出来ます。
ガスコンロ
屋外調理で一番困るのが風の存在です。とくにガスコンロは風に弱いので屋外用の防風性能が備わっているものを用意するといいでしょう。
焼き物もガス火で簡単に出来るのがこちら。炭火を熾すのが面倒な方にはオススメです。
屋内だとニオイが気になるたこパもアウトドアなら無問題。
カトラリー
使い捨ての割り箸や紙皿で十分かと思います。
防寒グッズ
お酒やおつまみに頭がいっぱいでおろそかになってしまいがちなのが防寒対策です。4月に入っても日が暮れたり、風が強い日は体感温度が一気に下がりますよね。ぶるぶる震えながら冷えたビールとフライドポテトをつまんでいてはせっかくのライトアップされた夜桜も楽しめません。
そこで手軽に揃えられる防寒グッズとそれらを利用した対策方法をまとめたので、是非参考にしてみてください。
上着
いくら日中がポカポカ陽気だったとしても、一枚羽織れる上着を用意しておきましょう。
ポイントは2点
- 風を通しにくい
- 座っている時に腰をカバーしてくれる丈の長いもの
この2点を満たしてくれる春物のコートなんかがおすすめです。
カイロ
手軽に携帯できる防寒グッズといえばこちら。じっと座っているだけの花見では足先や腰が冷えてきます。貼るタイプをいくつかカバンに忍ばせておけばお仲間にも喜ばれるかもしれません。
エマージェンシーブランケット
防災グッズとしてもお馴染みのエマージェンシーブランケット。丈夫なアルミホイルのようなもので体を包み、体温を内側に閉じ込めて保温してくれます。携帯性にも優れているので肌寒い夕暮れの花見時期にも活躍してくれるでしょう。
雨天時の対策
大人数のスケジュール調整をしたのに雨。せっかく満開時期と週末が重なったのに雨。
これでは満足に楽しめませんよね。そこでオススメしたいのが屋外に簡易的な屋根を作るタープという存在。フリマや運動会でよく目にするアレです。これがあれば少々の雨なら問題なく屋外で過ごすことが出来るので比較的安価に入手できるアイテムを集めてみました。
タープ
こちらは簡易かつ省スペースで設営可能ですが、重く嵩張る・一人での設営が困難といったデメリットもあります。
ポールやロープを別途用意する必要がありますが、軽量コンパクトに運用できます。慣れてしまえば設営撤収も簡単です。
身軽なピクニックからグループでの大宴会など様々なスタイルがありますが、いずれにしても木の枝を折ったり、ゴミを放置したりする行為は厳禁です。身勝手な行動によって厳しいルールが追加される、あるいは立ち入り禁止、飲食禁止など排他的な場所になってしまう可能性すらあります。
うるさいようですが、この点だけはしっかりと守って今年も花見を楽しみましょう。
これが守れない方は冷蔵庫の麦茶がいつの間にかめんつゆに入れ替わってしまう呪いをかけますので、覚悟してください。
おしまい。