ようやく暑さも和らいできたし、いっちょキャンプでもしますかってことで。
どうせなら行ったことのないキャンプ場にしようかなと。
そこでグーグルマップを眺めていると目についたのが琵琶湖の北側に位置する奥琵琶湖キャンプ場。滋賀県内のキャンプ場料金は比較的やや高めに設定されている傾向がある中(あくまで独自調査)、こちらは利用人数に応じて加算されていくので、ソロ客にとってもフレンドリーなのです。
今回のケースだと大人1名1,000円、車の乗り入れ1台1,000円、テント1張り1,000円、トータルで税込み3,300円といった具合。ここに別途タープを張るとさらに1,000円加算されるのでソロ利用としてはやはり相場よりややお高めと言わざるを得ません。
反面、無料あるいは格安キャンプ場と違って混雑を避けられるというメリットも当然あるわけで。
さて、キャンプ場に向かう前にまずは別のお目当ての場所へ。
こちらは一度訪れてみたかったびわこ食堂さん。
もともとは焼き肉屋だったそうですが、ご主人が独自のとりやさいみそなるものを開発し、それを使った鍋料理が特に人気なのだとか。
ところでこの「とりやさいみそ」ってスーパーでよく見かけるまつやのものとはどう違うんですかね?まつやバージョンは石川県が発祥らしいですが、東海エリアまで勢力を拡大しているってことはプロモーションが巧みなのかしら。
地理的にはこの「びわこ食堂」の「とりやさいみそ」が輸入されてきてもいいような気もしますが。
とか考えている間に運ばれてきましたよ。見てください、このボリューム、大量の白菜とアリバイ工作の人参。これをテーブル上のガスコンロでぐつぐつ煮込んでいくわけです。
定番は鶏肉らしいのですが、煮込んだ鶏肉ってあんまり好みじゃないので、わたしはホルモンと豚肉のMIXとしました。結果的にはこれ、大正解でしたね。そもそもが焼き肉屋さんなだけにホルモンがまあめちゃくちゃ美味い。味噌に溶け出したホルモンと豚肉の脂が混然一体となり白菜の甘みがそれらを中和させる。くたーっとした葉とシャキシャキ感の残る白い部分を交互に、時には一緒に楽しみながら。
左隣りのテーブルに陣取ったスース姿の男性も最初からライスを注文してハイペースでハフハフとかっこみ、おしぼりでほとばしる汗を拭きふき。そうなんです、暑いんですよね、鍋食ってんだから当然なんですが。
かと思えば右隣りのテーブルでは30代前後と思しき男女のペアがノンアルコールビールと塩タンなんかかましてくれるじゃありませんか!
くぅ、、、これは完全にプロの犯行ですよ。
しかもそれがアペタイザーだって言うんだから恐れ入ります。しれっと「あと、とりやさい鍋ひとつ」だって。焼肉を前菜扱いしてからの鍋。こんな贅沢なランチってあります?あるんですよね、滋賀県には。いや逆に近所になくて良かったですわ、こんなヤバい店(褒め言葉)。
で,問題の〆なんですが。定番はメニューにもあるようにうどん、あるいは中華麺の様子。でもねぇ、もうすでにお腹いっぱい。おじさんは残念ながらそんなにたくさん食べられないのです。とは言え、この極上のスープというか味噌汁を残して帰るのは忍びない。むしろこれこそがメインと言っても過言ではないのですから。
わたしにできたのは蚊の鳴くような声で「小ライスひとつ」と絞り出すことだけ。さあ、もうひと踏ん張り。本当は卵も注文して雑炊にしようかなとも思ったのですが、手数を減らして必要最小限で〆るにはそれも不要と瞬時に判断。シンプルにお茶碗へスープを注ぎ、いわゆるねこまんまスタイルでスタイリッシュに。
どんなもんじゃい!
汗だくになりながら店を後にし、ようやく本来の目的地、奥琵琶湖キャンプ場を目指します。
さあ到着。
受付は丁寧な対応のお兄さん。焚き火をする際は水を張っていつでも消火できるようにとバケツを渡されました。ここまで安全対策を徹底しているキャンプ場も最近では珍しいですよね。というのも直火OKの貴重なキャンプ場なのです。
薪は針葉樹がカゴ一杯500円。
ゴミは受付時に袋を2枚渡されるので、可燃と不燃に分別しておくと帰りに引き取っていただけるシステムとなっています。
音楽禁止という厳格なルールも個人的には好感を持ちました。騒がしい客に遭遇した場合は深夜でもいいので連絡を、「注意しにいきます」という力強い言葉も非常に頼もしい。運営姿勢は満点と言っていいでしょう。加えて独自のネット予約システムも分かりやすくて素晴らしかったです。
平日だからでしょうか、あるいはアフターコロナ対応なのか、2サイトぶち抜きで利用してもよいとのこと。こんな広いエリアが独り占めだというのです。
本日のお宿はテンマクデザインのマスターピースサーカスTC
いやぁやっぱりちょうどいいサイズ感。
テントとしてもそうなんですが、出入口を二か所開放すればタープのような役割も果たしてくれるのが便利なんですよね。奥琵琶湖キャンプ場のように一張毎に料金加算される設定の場合、特に重宝します。2ルームテントほど大き過ぎず、それと似たような使い方ができるわけですから。
オープンタープだと就寝時はどうしてもセキュリティ的に危なっかしいわけですが、フルクローズできるのでこの問題もクリアできます。
それにしても虫が多い。ここは焚き火をして追い払うことにしましょう。
いつものピコグリルをセッティング。
ってかなりくたびれてきたなぁ。
でもまだまだ壊れる気配もないし、当分の間働いてもらうからな、頼んだぞ。
涼しくなってきたとは言え、設営を終えると汗が噴き出してきます。
もうこうなったら呑むしかない。
めちゃくちゃお腹いっぱいだから、多分晩ご飯いらないだろうなぁ。
焚き火をぼっーと眺めながら、テント越しの緑を楽しんだり。
ご飯はいらないけど酒と甘いものならいける。
あぁ良い時間、、、。
何もしないまま日が沈んでいき、テントの中にはお客さんが、ってこっちがお邪魔してる立場だっけ。
初めてシヴィライゼーション6っていう信長の野望・ザ・ワールドみたいなゲームをやってるんですが、難しすぎないかコレ、、、。
就寝時は半袖Tシャツの上にブルゾンを羽織って足元だけシュラフを乗っけていただけ。
非常に快適な気温でしたね。
ぐっすり朝まで眠ると、まずは寝起きの一杯。
新しい仲間、ジェットボイル、一瞬で湯が沸くので助かります。
一応ね、夜はバゲットをアボカドとツナのディップソースで、朝はBLTサンドでもなんてメニューを考えていたのですが。
手が汚れるなぁ、ゴミ増えるなぁ、洗い物増えるなぁなどと考えたら、気づくとカップヌードルをいただいていました。
いやでもね、これがソロキャンプの良いところだと思うんです。
人と一緒だとどうしても計画通りのメニューで進めざるを得ないわけですが、自分ひとりならその時の気分、腹の空き具合なんかで変えてやればよし。
さて、ぼちぼち帰りますかね。
あ、そうそう。
とっても良いキャンプ場でしたが一点だけ注意喚起しておくと、ネーミングから想起される琵琶湖感はまったくありませんので、そこは期待しないほうが良いかと。
あくまで琵琶湖の近くにある林間エリア、といった感じでした。
通年営業らしいので、とりやさい鍋が食べたくなったら、またお邪魔します。




ちょっとCMです。
アウトドアの新しい遊びテントサウナお貸しします。
その醍醐味はなんと言っても大自然という名の水風呂。
川や湖、あるいは積雪があればそこに飛び込んだっていいでしょう。
その日、その場所でしか体験できない感動はやみつき間違いなしです!
熱源は薪ストーブなのでもちろん電源不要。
薪さえあればどこでもサウナが楽しめます。
簡易テントだからと侮るなかれ、ひとたびロウリュすればその体感温度はいつものサウナ以上。
購入に踏み切るにはちょっとハードルの高いテントサウナですが、レンタルならとっても手軽におおよそ10分の1以下の価格で楽しめます。
是非、一度お試しください!
レンタルセット内容
- テントサウナ(モビバ製のロウリュできるタイプです)
- 専用薪ストーブ
- サウナストーン
- ロウリュ用のひしゃくとバケツ
- 簡易ベンチ(二人掛け)
- ペグ、ハンマー
- 着火剤、ライター
ご自身でご用意いただく必要のあるもの
- 薪
ご用意いただくと快適に過ごせるもの
- ととのいチェア
注意事項
- レンタル品は直接の受け渡しとさせていただきます。
- 受け渡し・返却場所は愛知県一宮市内(詳細はご予約時にお伝えします)
- 料金は二泊三日で15,000円(それ以外は応相談)
- お支払いは現金払いのみとさせていただきます。ご了承ください。
予約方法
ご予約はこちら、もしくはTwitter、InstagramのDMから
件名を「テントサウナのレンタル」としていただき、
ご利用したい日程をご連絡ください。
追ってこちらから返信させていただきます。
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