2年ぶりの開催
パンデミックの影響により多くの野外フェスが中止に追い込まれた2020年。
愛知県蒲郡市で開催される森道市場も例外ではありませんでした。
2021年はどうなることかとヤキモキしていましたが、6月の三日間開催が3月に発表されました。ところが緊急事態宣言が延長され、開催日まで解除されないことがほぼ確定してしまったのです。それにも関わらず運営からのアナウンスがなにもないまま時間だけが経過し、予定日の2週間を過ぎてようやく開催の意向を表明するのでした。
そんな紆余曲折を経た森道市場2021、一体どのような感染症対策が行われていたのか、またゲスト視点で感じたことなどをレポートしていきたいと思います。
6/12(土曜日)
二日目となる土曜の午後からゆっくりと参戦。
近隣の駐車場から会場に向かっていると、さっそくLOVE PSYCHEDELICOの「Your Song」が遠くから聴こえてきました。これで気分がグッと高まり、約2年ぶりとなるフェスが開催されている事実に思わず胸が熱くなります。

まずは入場許可の目印となるリストバンドを発行してもらいに「変なホテル」横の入場ゲートへ。今年はチケットを購入すると強制的に個人情報と紐づけ登録させられるのですが、これは後日、感染経路を特定しやすくするためでしょう。
便宜上、「遊園地編」と「海編」という具合にチケットはわかれていますが、両会場の行き来は自由にできます。これはおそらく行政が設定しているキャパ上限5000人を2会場として考えることで倍の10000人動員させるという戦術かと。
それでは「海編」の会場をぷらぷらと。各入退場ゲートでは係の方による検温を実施しており、消毒液がずらりと並んでいます。キャンプサイトは例年より難民感は薄まっていますが、それなりの混雑具合。

ビーチはかなりすっきりして見えますね。
毎度おなじみの店がずらりと並んでいます。

まずは腹ごしらえでも。
パッタイとステーキ丼を家族3人でシェア。

なんかパッタイのボリュームが減っている気がする、、、

空腹を満たしたら「遊園地編」へ移動。
この感染症対策シフトのなにがつらいかって、個人的にはやはりアルコール類の提供と持ち込みの禁止。はじめアルコール類の持ち込みは自粛という弱めの表現だったのですが、反発の声を受けて全面禁止となったのです。

残念ではありますが、クラスターを発生させない実績づくりというエンタメ業界全体の大義もありますので、これは仕方ありません。
この日は夕方から遊園地ステージでスチャダラパー、ライムスター、そしてグラスステージでnever young beachというタイムテーブルが組まれており、言わずもがなスチャの大車輪の活躍が期待されるのでした。

歴史的なスチャとライムスの競演を見届けたら、本日の目的はほぼ完遂。

帰り際にカツカレーをいただいて一日目の森道を後にするのでした。

6/13(日曜日)
二日目となる最終日はソロで参戦。
生憎の空模様ですが、小雨ですのでさほど問題なし。
サウナトラックに興味津々だけど、今日はライブ三昧と決めているので後ろ髪を引かれつつもスルー。

いつも雑然としているディスコステージも、皆さんバミリを目安にディスタンスを確保。

the telephonesのライブを鑑賞したらカオソーイで一旦ブレイク。

すると雲間から光が差し込んできたではないですか。

グラスステージであまちゃんことのんさんをチラ見したら、緑黄色社会に備えて早めの移動。
勢いのあるバンドの熱演を堪能したら、急いで再びグラスステージへ。

「海編」の大トリとなるくるりになんとか間に合いました。
最後に魯肉飯(売り切れでタマゴなし)をいただいて大満足。

総括
いちゲスト視点では、会場での大きな混乱は見当たりませんでした。
誰も経験したことのないパンデミック下での野外フェス開催というハードなミッションは、運営の努力によって無事完遂されたと言っていいでしょう。
それでも明らかに酔いつぶれている人やノーマスクで闊歩し、入退場ゲートでのチェック時のみ口元にタオルを当ててやり過ごしている人などを目撃しました。ゲスト同士の注意や指摘はトラブルの恐れがあるので、せめてスタッフの方にそっと報告すべきだったのかな、と今になって後悔しています。

荷物検査もありませんでしたので、アルコール類を持ち込むことは比較的容易だったはず。より厳格な飲酒対策をするならアルコールチェッカーで呼気を計測してもよかったのかもしれません。絶対にクラスターを発生させない、というのはゲスト含む関係者一同の総意でしょうから。でもそれはそれで飛沫感染のリスクがあるのかも、、、難しい問題です。
ともかく、このイベントで一年以上続く閉塞感から少しだけ開放された気分になれたのは、きっとわたしだけではないはず。非難覚悟で開催に踏み切ってくれた運営の英断には感謝しかありません。
いわば壮大な社会実験でもあったわけですから、ここで得た知見と実績が共有されトライ&エラーを繰り返すことが新たな日常への足掛かりとなっていくのでしょう。
もちろんそれは約40日後に控えている東京オリンピックとも無関係ではありません。
来年こそはビール片手に会場をウロウロしたいものですね。
ちょっとCMです。
アウトドアの新しい遊びテントサウナお貸しします。
その醍醐味はなんと言っても大自然という名の水風呂。
川や湖、あるいは積雪があればそこに飛び込んだっていいでしょう。
その日、その場所でしか体験できない感動はやみつき間違いなしです!
熱源は薪ストーブなのでもちろん電源不要。
薪さえあればどこでもサウナが楽しめます。
簡易テントだからと侮るなかれ、ひとたびロウリュすればその体感温度はいつものサウナ以上。
購入に踏み切るにはちょっとハードルの高いテントサウナですが、レンタルならとっても手軽におおよそ10分の1以下の価格で楽しめます。
是非、一度お試しください!
レンタルセット内容
- テントサウナ(モビバ製のロウリュできるタイプです)
- 専用薪ストーブ
- サウナストーン
- ロウリュ用のひしゃくとバケツ
- 簡易ベンチ(二人掛け)
- ペグ、ハンマー
- 着火剤、ライター
ご自身でご用意いただく必要のあるもの
- 薪
ご用意いただくと快適に過ごせるもの
- ととのいチェア
注意事項
- レンタル品は直接の受け渡しとさせていただきます。
- 受け渡し・返却場所は愛知県一宮市内(詳細はご予約時にお伝えします)
- 料金は二泊三日で15,000円(それ以外は応相談)
- お支払いは現金払いのみとさせていただきます。ご了承ください。
予約方法
ご予約はこちら、もしくはTwitter、InstagramのDMから
件名を「テントサウナのレンタル」としていただき、
ご利用したい日程をご連絡ください。
追ってこちらから返信させていただきます。
ご予約状況
テントサウナの設営方法

テントサウナを使ったキャンプの様子
