アルペンアウトドアーズ春日井店に潜入!その魅力と課題を検証する

コラム
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起死回生を図るアルペン

先日大規模なリストラが敢行されると報道された中部地区大手のスポーツ用品店アルペン。そんなアルペンが2018年春、愛知県春日井市にオープンさせたのがキャンプレジャーに特化したアルペンアウトドアーズ春日井店です。

 

アルペンと言えばスキーやスノボといったウィンタースポーツが印象的ですが、その参加人口は年々減少傾向にあります。

出典 NHK

 

一方、オートキャンプ参加人口は2019年現在、最盛期の約半数程度とは言え、盛り上がりを見せているのはご存知の通り。

出典 日本オートキャンプ協会

 

いわばアルペンアウトドアーズはグループ全体の今後を占う試金石とも言うべき重要な位置づけにあると考えられます。

 

春日井市とは

ところで土地勘のない方にこの春日井市というエリアを簡単にご説明しておきましょう。位置関係としては愛知県の中心部、名古屋市の北東に位置します。

 

JR春日井駅から名古屋駅やオフィス街である地下鉄丸の内までも電車で30分以内でアクセス可能なため、ベッドタウンとしても機能しています。車を使えば15km程度の道のりでしょうから、自動車通勤も可能な距離ですね。

 

東海テレビ製作のドキュメンタリー映画『人生フルーツ』で取り上げられた高蔵寺ニュータウンも春日井市の一部。

 

店舗自体は最寄り駅から2.5km以上離れた国道沿いに位置しますが、家族ひとりにつき車一台が当たり前の郊外、とりわけトヨタ自動車のお膝元愛知県ではなんら不思議な光景ではありません。

 

また東名高速道路『春日井IC』からも近いため、遠方からのアクセスも比較的容易である利点もあります。

 

アルペンアウトドアーズのここが魅力

オープン当初は入場待ちの長い車の列が出来ていたと聞きますが、さすがにオープンから時間が経っていますので、すんなり地下駐車場に入場出来ました。訪れたのは2/2土曜日の午後14時頃、地下駐車場はほぼ満車でしたが、屋外の第二、第三駐車場は空きが目立ちます。

 

店内は大きな1フロア。

 

なるほど、なるほど。噂にたがわぬ圧巻の品揃えですね。

 

無論、品揃えという意味だけで言えばECサイトに分があるのでしょうが、レコメンド機能では得られないアイテムとの偶発的な出会いが新鮮です。書店だからこそ出会えた本ってあると思うんですが、そんな感じですかね。

やはり実物から得られる視覚的あるいは質感や触り心地の情報量は圧倒的です。

 

見えてくる課題

これはすべての小売り店舗に共通する課題なのでしょうが、やはりショールーミング化は不可避と言わざるをえません。とりわけアウトドアギアは急を要することの少ないジャンルですから、少しでも安く購入出来るならECサイトで構わないというのが忌憚なき消費者の本音。

 

店舗で実物を発見あるいは確認し、スマホで検索して安かったらその場でポチッ、すると翌日には自宅に届いている、そんな光景も今や特別なものではなくなりました。ですので実店舗で購入する動機づけが今後のポイントになるであろうことは自明と言えるでしょう。

 

これは極論ですが、いっそシュールーミングを前提として開き直ってほぼ無人化し、店頭のタッチパネルから購入して自宅に郵送、というシステムはいかがでしょうか。

 

レジ待ちとか、店員さんに声掛けして在庫を確認してもらったりが面倒って方、結構いらっしゃると思うんですよね。まあ、私がそうってだけなんですが、、、

なんてことを考えていた週末でした。

Alpen楽天市場店@アルペン

今回の戦利品

キッズ用 パタゴニアのフリースジャケット

 

おしまい。

プロフィール
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Dr.nero

現役会社員の傍ら、登山とキャンプとサウナを満喫するアウトドアニュース配信者。too machな情報をサクッと軽めの記事に調理してお届けします。

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