なぜバローがアウトドア専門店!?
バローとは岐阜県をお膝元として東海エリアを中心に食品スーパーやホームセンターを多数展開しているグループ企業。近年、特にキャンプ好きの間ではホームセンターにも関わらず、品揃えが本格的であるということで注目を集めてもいました。
そして加速するブームの追い風に乗り、満を持して誕生したのがキャンプ用品専門店「CAMP LINK」というわけです。というわけで、オープンして2週間ほどが経過したので、ちょっとは落ち着いたかな、と偵察がてら行ってみることにしました。

店舗前の駐車場キャパは25台程度ですので、週末だとまだまだ混雑している様子。
運よく数分待っただけでなんとか停めることができ、いよいよ店内へ。
「CAMP LINK」の雰囲気と印象
ふむふむ、なるほど。
まず店舗入り口右手にはアパレルが展開されていました。
どうやらグリップスワニーの取り扱いが中心のようです。キャンプ専門店とうたうだけあってノースフェイスやパタゴニアといったお馴染みのアウトドアブランドではなく、キャンプシーンに特化したグリップスワニーに絞っているのは非常にクレバー。
売れ行き次第で今後はどうなるのかわかりませんが。実はワークマンあたりがライバルだったりするのかも。ナンガのアンダーウェアなんて珍しいものもありましたね。

さて、では店内をざっと一周してみましょうか。
面積の規模としては「ワイルドワン守山店」と同程度といったところ。わりとサクッと見終わってしまいます。でもって雰囲気は「アルペンアウトドア-ズ」あたりを参考にしているような印象。
品揃えは幅広く網羅しているというわけではなく、かなり厳選したラインナップ。というのも、テントの設営展示ペースにかなりの面積をとられており(全体の1/5くらい?)、商品陳列が割をくっているような。そのテントのラインナップも定番人気は揃っているものの、例えばMSRならエリクサーシリーズだけといった感じなのでカタログを眺めるようなワクワク感はちと薄め。

トータルの印象としてはキャンプ用品のこだわりセレクトショップといった感じでしょうか。
「SWEN」あたりのイメージと近いのかもしれません。ただ、通販でしかほぼ買えなかった「村の鍛冶屋」の鋳鉄ペグが並んでいたりするように、厳選したラインナップにはかなりのこだわりと戦略がうかがえたのも事実。これからどのように進化していくのか注目していきましょう。
オリジナルブレンド「Rock ptarmigan(ロックターミガン)」をチェック
ホームセンターが手掛けるオリジナル アウトドアブランドというと、ほとんど唯一の成功事例がカンセキの「テンマクデザイン」というのは衆目の一致するところ。もはや専門ブランド以上の信頼と実績を積み重ねている、と言っても過言ではありません。わざわざ「ワイルドワン」の実店舗に行くのも、この「テンマクデザイン」の実物を確認したいから、なんて方も多いのではないでしょうか。
これに追いつけ追い越せとばかりに大型スポーツ用品店などもオリジナルブレンドに注力していますが、未だその牙城を崩すには至っていません。
そんなレッドオーシャン化しつつあるオリジナル アウトドアブランド開発に挑んだ「CAMP LINK」そのブランド名こそがライチョウを意味する「Rock ptarmigan(ロックターミガン)」なのだとか。今回訪問した真の目的はその方向性と本気度をチェックしたかったから。
よく目立つ一角に鎮座していた「ロックターミガン」コーナー。

特に目を引いたのが独特の形状と模様が印象的な焚き火台。お値段なんと税込み33,000円。

他にも7,000円台の純銅タンブラーや6,000円台のチタンクッカーなんてものまで。

手頃なシェラカップなんかもありますが、ポップに「メイド・イン・ツバメ」とあるように金属加工のメッカ新潟県燕市で製造するなど、価格よりも品質重視の方向性であることは自明です。
どうやらかなり本気の様子。これなら今後の展開にも期待が持てそうですね。ギアの花形であるオリジナルテントやタープも開発されているのでしょうか。そうであるなら発表が待ち遠しい。
この「CAMP LINK」が位置する目と鼻の先には「ヒマラヤ本館」という強力なライバルがいるため品揃えという意味では正直なところ足元にも及びません。
よって差別化を図るには「ヒマラヤ本館」にないラインナップを充実させるのが近道。それに加えてカギとなるのがこの「ロックターミガン」を成功に導くことでしょう。果たして「CAMP LINK」がどのように業界勢力図を塗り換えていくのか、注意深く見守っていきたいと思います。
ちょっとCMです。
アウトドアの新しい遊びテントサウナお貸しします。
その醍醐味はなんと言っても大自然という名の水風呂。
川や湖、あるいは積雪があればそこに飛び込んだっていいでしょう。
その日、その場所でしか体験できない感動はやみつき間違いなしです!
熱源は薪ストーブなのでもちろん電源不要。
薪さえあればどこでもサウナが楽しめます。
簡易テントだからと侮るなかれ、ひとたびロウリュすればその体感温度はいつものサウナ以上。
購入に踏み切るにはちょっとハードルの高いテントサウナですが、レンタルならとっても手軽におおよそ10分の1以下の価格で楽しめます。
是非、一度お試しください!
レンタルセット内容
- テントサウナ(モビバ製のロウリュできるタイプです)
- 専用薪ストーブ
- サウナストーン
- ロウリュ用のひしゃくとバケツ
- 簡易ベンチ(二人掛け)
- ペグ、ハンマー
- 着火剤、ライター
ご自身でご用意いただく必要のあるもの
- 薪
ご用意いただくと快適に過ごせるもの
- ととのいチェア
注意事項
- レンタル品は直接の受け渡しとさせていただきます。
- 受け渡し・返却場所は愛知県一宮市内(詳細はご予約時にお伝えします)
- 料金は二泊三日で15,000円(それ以外は応相談)
- お支払いは現金払いのみとさせていただきます。ご了承ください。
予約方法
ご予約はこちら、もしくはTwitter、InstagramのDMから
件名を「テントサウナのレンタル」としていただき、
ご利用したい日程をご連絡ください。
追ってこちらから返信させていただきます。
ご予約状況
テントサウナの設営方法

テントサウナを使ったキャンプの様子
