2019年最初のDOD新作テント
2018年末にキノコ、レンコンと立て続けにエッジの利いた新作テントを発売したDODからまた新たなテントが発表されました。しかも今回は発表と同時に発売もされていたのでやや驚きましたね。
それにしても流行に敏感なDODから少人数向けあるいはソロキャンプを想定したギアが続々と登場しているこの状況、加藤浩次氏ならずとも「当たり前じゃねーからな!」と吠えたくなるものです。
ほんの数年前からは隔世の感がありますね。これも近年のキャンプブームの恩恵と言っていいでしょう。ソロキャンプ向きのテントの選択肢ってホント少なかったですから。これは外野からもわっしょいわっしょい掛け声をかけて一緒に盛り上げていきたいものです。
さて、本題に参りましょう。
この新作テントが一世を風靡したカマボコテントの小型サイズだということは一目瞭然ですし、その名前からもはやお馴染みとなったTC(ポリコットン)素材であることも明白ですね。
画像出典DOD
そこで疑問に感じるのが既に発売されているカマボコテントミニと一体何が違うのかということ。もちろん素材以外で、です。
画像出典DOD
そこで調べてみることにしました。
スペックの比較
まずはざっくりと公式の画像をお借りしてスペックを比較してみましょう。
こちらがソロ
そしてこちらがミニ
このデータを基に表にしてみした。
ソロ | ミニ | |
外寸 | W170×D450×H120cm | W250×D500×H175cm |
インナーサイズ | W200×D150×H110cm | W230×D220×H165cm |
収納サイズ | W60×D25×H25cm | W68×D26×H26cm |
重量 | 10.3kg | 11kg |
耐水圧アウター | 350mm | 3000mm |
耐水圧フロア | 5000mm | 5000mm |
価格 | ¥41,800 | ¥41,800 |
まずパッと見てアウターの耐水圧の差にぎょっとしますが、これはTC素材なら不思議な数字ではありません。私が所有するサーカスTCと同じポリエステル65%、綿35%という比率ですが10mm/h以上の大雨でも雨漏りしたことはありませんので、そこまで気にしなくてもいいでしょう。
画像出典DOD
その他の大きな違いとしてはインナーのサイズ感でしょうかね。図を見るとミニが3人横になれるインナーであるのに対してソロは2人分となっています。
画像出典DOD
次いで高さにも注目しましょう。ソロが120cm、ミニが175cmなので居住性にかなりの違いがあることがイメージ出来ます。ソロの場合、大抵の方は腰を折らないと頭をぶつけてしまいます。
画像出典DOD
まとめ
こうして比較してみるとはっきりするのはミニが2~3人用ながら居住性に優れた小型テントであるのに対し、ソロTCはデュオキャンプにも対応可能な就寝スペース兼荷物置き場として使う、とイメージしておくと買ってから後悔しないんじゃないかなー、ということ。
画像出典DOD
価格と形状は一緒ですが、ビジュアルの印象は全く違うので目的と好みに合わせて選んでみてはいかがでしょうか。という要らぬお節介を焼いてみました。
ミニはヨドバシならまだ在庫があるようです、お早めに。

おしまい。