登山デビューに最適な低山「藤原岳」
自動車でないとアクセスしにくいことの多い登山口ですが、三重県いなべ市側から登る「藤原岳」は公共交通機関からもほど近く、登山ビギナーにもオススメできる山だと感じました。
そこでアクセス方法や気になるトイレ事情、無料で利用できる避難小屋などの情報をここにまとめておきます。

尚、この情報は2021年4月時点のものです。
駐車場と最寄り駅
まず最も登山口から近いのがこちらの無料駐車場およそ40台程度のキャパとなっています。
高速道路を利用するなら新設された「大安IC」がいいでしょう。

こちらは24時間開放されている立派な山小屋とトイレが併設されています。
ただし週末の午前7時以降は満車となっている可能性が高いでしょう。
そこで次の候補となるのが有料の藤原岳 観光駐車場。有料といっても300円ですから入山料代わりと思えば安いものですよね。
車移動でない方は最寄り駅の三岐鉄道「西藤原駅」を利用しましょう。
徒歩10分程度で登山口までたどり着けます。一応、この駅前にも無料駐車場はあるのですが、あくまで駅利用者のためですから、登山者の利用は控えた方がいいのかもしれませんね。
名古屋からも「近鉄富田駅」で一度乗り換えるだけ、約2時間程度、運賃は片道1,040円となっています。
登山届とポストの位置
登山届を投函するポストは登山口である鳥居の目の前。これを見逃すことはないでしょう。
ここで記入することもできますが、近くの山小屋で椅子に腰かけて記入することもできるので、そちらで済ませておくのがオススメです。

登山道の様子
全行程においてしっかりと整備が行き届いており、危険箇所や難所のようなエリアはありませんでした。

強いて言えば9合目から足元が岩場だらけになるので、転倒には気を付けましょう。大怪我につながる恐れがあります。トレッキングポールがあると安心かもしれません。

休憩ポイント
4合目と8合目のあたりが拓けているので、小休止をとるならこの辺りが無難でしょうか。

避難小屋とトイレ
9合目からひと踏ん張りするとトイレ棟の屋根が見えてきます。
その前には避難小屋と管理棟も。

避難小屋の出入口は重い鉄扉で閉まっていますが、24時間開放されており、誰でも利用することができます。1階はピクニックテーブルとベンチが設置されており、荒天時はここで休憩や食事を摂るといいでしょう。

土足厳禁の2階は大人10名程度が就寝できるスペースとなっています。
若干、ニオイが気になったので宿泊の際は換気して空気を循環させたほうがいいかもしれません。


トイレは男女兼用となっており、手洗い場はありません。除菌シートやスプレーを用意しておくといいでしょう。トイレットペーパーも心もとない量しかありませんでしたので、持参するのがベスト。山のトイレなので和式ボットン・システムとなっています。もちろんニオイもそれなりなので、ある程度の覚悟は必要。

テント場
正式にテント場として開放されているのかは不明ですが、実際にテントを張ってみえる方が数名いらっしゃいました。もちろん無料でしょう。トイレも近いし、いざとなれば避難小屋も近いので利便性は高そうです。ここまで好条件の揃った山もなかなか無いのでは。

展望台と天狗岩
避難小屋から展望台までが片道20分、天狗岩までが30分程度。
体力やスケジュールと相談して行動計画を立てましょう。

下山後のお楽しみ
やはり汗を流してさっぱりしたいので、車で10分程度の距離にある「阿下喜温泉 あじさいの里」はいかがでしょうか。ただし、こちらは営業開始時間が11時からとやや遅めなので注意が必要です。
サウナ室は4人も入るといっぱいになる小ささですが、テレビもBGMもないので静かでゆったりとした時間が過ごせます。もちろん外気浴もバッチリできますよ。

下山後はもちろん、なんなら登山前にもオススメしたいのが「ラーメンショップ いなべ北勢店」こちらなんと午前7時から営業されているので、山登り前のエネルギーチャージにもってこい。
そして最後に立ち寄ってほしいのが「にぎわいの森」失礼ながら、田舎には不釣り合いなほど洗練された小さな街並みがいなべ市役所の横に出来たのですが、こちらの薪で炙る絶品ホットドックを是非一度お召し上がりください。

まとめ
大人気の青川峡キャンピングパークやノルディスクが手掛ける新たな世界観のキャンプ場が準備中だったりと、東海エリアのアウトドア愛好家から注目を集める三重県いなべ市。高速道路の「大安IC」が開通してますます利便性も高まりました。
藤原岳の登山道はとても歩きやすく快適で手入れされている方には感謝しかありません。入山料を徴収されないのが申し訳ないくらいです。だからこそ地元のお店や企業に少しでもお金を落としていきたいですよね。

というわけでこの週末、車でも電車でもアクセスしやすい藤原岳に行ってみてはいかがでしょうか。
実際の登山の様子はこちら
ちょっとCMです。
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- レンタル品は直接の受け渡しとさせていただきます。
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件名を「テントサウナのレンタル」としていただき、
ご利用したい日程をご連絡ください。
追ってこちらから返信させていただきます。
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テントサウナの設営方法

テントサウナを使ったキャンプの様子
