【サ活】リニューアルされた岐阜県岐南町の「湯処 美濃里」でフィンランドサウナ+(プラス)を体験してきた!

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リアル灯台下暗し

先週末、「セルフロウリュ」と「外気浴」がセットで堪能できるサウナ施設を求め、2時間以上かけて三重県四日市市まで遠征してきました。大変満足できたことには違いないのですが、わざわざ遠くまで行かずとも、自宅から車で約15分の距離に「セルフロウリュ」と「外気浴」を楽しめる施設があったことを知ったのです。
それがこちらの「湯処 美濃里

これまで何度か利用したことはありますが、以前はテレビ有りのスタンダードなドライサウナだけでした。ところが今夏リニューアルされたらしく、セルフロウリュ可能なサウナ室が爆誕したのだとか。
これはもうチェックせねばなるまいと腕まくりして馳せ参じることに。

と、その前にまずは金華山で軽くトレーニング。

季節の移ろいを感じながら山道を登っていると、先行する3歳くらいの男の子とお母さんに追いつきました。男の子が振り返り「こんにちは」と声をかけてくれます。人懐っこい子だなぁと感心していると、男の子は幼少期の貴乃花のような口調で「あどでぇ、きょうはでぇ、やまのぼりしでるの」と元気なご報告。するとお母さんは苦笑いしながら「みんなしてるよぉ」と言って男の子を抱っこし、道を譲ってくれたのでした。

山頂ではいつもレストランのあるルートを通るのですが、今日は別ルートを選択すると発掘調査が行われていました。これは繊細さが要求されるし、大変そうな作業ですね。絶対に腰も痛くなりそう。

いよいよフィンランドサウナ+へ!

お久しぶりの「湯処 美濃里
記憶では昨年の2月以来、約1年10ヶ月ぶりとなります。なぜ足が遠のいていたのかと言うと、ここから東へ約1.5kmの距離に2020年10月「ぎなん温泉」という強力なライバルが現れたから。
こちらは武芸川温泉の系列が運営するスーパー銭湯で、なんとたったの700円で温泉に加え岩盤浴まで楽しめるという圧倒的コスパが魅力なのです。オープンしたばかりですから施設も新しく快適なので、ついついこちらに通う頻度が増えてしまいました。

他方、「湯処 美濃里」から西へ約3kmの距離にあるのが「六条温泉 喜多の湯
こちら平日の入浴料が650円、岩盤浴とセットで1,200円だったのですが、「ぎなん温泉」オープン後、しばらくして対抗するように期間限定で700~800円で営業中なのです。期間限定と言いつつもわたしの知るかぎり2021年の7月くらいから11月現在までずっとそんな状態が続いています。

すなわちこの岐南エリアの日帰り温泉施設はサウナさながらのアツアツな三つ巴状態となっているのでした。利用者としてはありがたい状況ですけど、当事者としてはたまったものではありませんよね。
ともかく、この状況に危機感を抱いた(のか知りませんけど)「湯処 美濃里」が切ったカードがこのセルフロウリュを含むサウナ施設への大幅なテコ入れ。どうやら2021年8月初旬から稼働している模様。

さて、前置きが長くなりましたが、いよいよ新生「湯処 美濃里」の実力を拝見させていただきましょうか。館内に足を踏み入れると、いたるところにサウナ推しの面影が。これは期待感が高まります。

脱衣室に入ると、そうそう思い出した、ここは珍しくコイン式の日焼けマシンが設置されているのでした。洗体をすませ、ついに露天エリアに新設されたサウナ室へ。こちらは元々「涼足室」なるもので、わたしが訪れた冬季はたしか閉鎖されていたと記憶しています。

生まれ変わったサウナ室の名は「フィンランドサウナ+(プラス)
一体なにがプラスなのかと言うと「追い蒸し」なるボタンがサウナストーンの前に鎮座しており、これをロウリュ直後に押すと送風が送られオートアウフグースが楽しめるのです。実際に押してみるとエマージェンシー的な赤いスポットライトがサウナストーン周辺を照らし、ゴーッという音を立てながら風が送られ、天井から室内全体に熱波が降り注ぐのでした。なるほど、これはさすがに押す前の声掛けが必要でしょうね。

ちと惜しかったのはバケツの中でヴィヒタが浸されていましたが、古いものだったのかあまり香りを感じることはできませんでした。これはタイミングが悪かったのかもしれません。
残念ついでにもう一つ言うと、後付けのサウナ室だから仕方ないのですが、水風呂への導線がかなり長いことが気になりました。従来の「高温サウナ」の真横に設置されている為、水を浴びるまでに若干のタイムラグが発生してしまうのです。まあこれは割り切るしかありませんね。

水風呂の温度設定もかなり攻めており、概ね12℃台をキープしていました。肩までつかりじっとしていると、手足の先が痛くなってくるのでわたしなんかは1分くらいが限界でしたね。隣には19℃前後のぬるま湯もあるので、苦手な方はそちらを利用してもいいでしょう。

ととのいチェアは内風呂エリアに2~3脚、露天エリアに3脚とインフィニティチェアが2脚、寝転び可能なプラチェアが2脚とかなりの充実具合。混雑時の椅子取りゲームに負けた場合でも、風呂の縁に腰かけられそうなスペースがいくつかあるので、まあなんとかなるでしょう。

この日は昼過ぎにお邪魔したので、外気浴時の気温がほどよく、ついついうたた寝してしまいました。
100℃近くに設定された「高温サウナ」も織り交ぜ、計4セットをじっくりと堪能。

この「湯処 美濃里」もう一つの売りが無料休憩所の充実具合。浴場を出てすぐ現れるのがリクライニングシートの設置されたエリア。

普通の施設ならここだけでも十分ですが、一階を降りた離れにはさらに広いカーペット敷きの休憩専用部屋があるのです。自由に使えるyogiboやソファがあり、雑誌や漫画、さらには充電器まで使えるという充実具合。

今回は利用しませんでしたが、岩盤浴エリアの休憩所も広く快適そうでした。

というわけでコロナ禍に生まれ変わった「湯処 美濃里」の魅力、ご理解いただけたでしょうか。
サウナ改革をしたことで周囲のライバル施設との差別化に成功したことは間違いありません。しかもライバルが9時オープンと10時オープンなのに対し7時オープンというのも魅力的。平日たったの600円でこれだけのサービスが利用できるのは驚異的と言うほかありません。いやぁ近所にこんなサウナが出来たなんて夢のようです。この「湯処 美濃里」を震源地に岐阜・尾張地区のサウナ文化が盛り上がっていくことを期待しましょう。

ところで、こちらのサウナのリニューアルもどうやら男湯限定のようなんですよね。ここでもサウナ業界の女性軽視の傾向を見るようでなんとも微妙な気分になるのでした。どういった理由があるのでしょうか。同じ料金なのになんか不思議。

ちょっとCMです。

アウトドアの新しい遊びテントサウナお貸しします

同一料金で二泊三日にパワーアップ!2021年11月よりご要望の多かったレンタル期間の見直しを実施しました。料金はこれまで通り15,000円で二泊三日ご利用可能です。これによりご利用日前日の受け渡しも可能となります。

画像のタープなどは含みません。

 

その醍醐味はなんと言っても大自然という名の水風呂。

 

川や湖、あるいは積雪があればそこに飛び込んだっていいでしょう。

その日、その場所でしか体験できない感動はやみつき間違いなしです!

 

熱源は薪ストーブなのでもちろん電源不要。

薪さえあればどこでもサウナが楽しめます。

簡易テントだからと侮るなかれ、ひとたびロウリュすればその体感温度はいつものサウナ以上。

購入に踏み切るにはちょっとハードルの高いテントサウナですが、レンタルならとっても手軽におおよそ10分の1以下の価格で楽しめます。

是非、一度お試しください!

レンタルセット内容

  • テントサウナ(モビバ製のロウリュできるタイプです)
  • 専用薪ストーブ
  • サウナストーン
  • ロウリュ用のひしゃくとバケツ
  • 簡易ベンチ(二人掛け)
  • ペグ、ハンマー
  • 着火剤、ライター

ご自身でご用意いただく必要のあるもの

ご用意いただくと快適に過ごせるもの

  • ととのいチェア

注意事項

  • レンタル品は直接の受け渡しとさせていただきます。
  • 受け渡し・返却場所は愛知県一宮市内(詳細はご予約時にお伝えします)
  • 料金は二泊三日15,000円(それ以外は応相談)
  • お支払いは現金払いのみとさせていただきます。ご了承ください。

予約方法

ご予約はこちら、もしくはTwitterInstagramのDMから

件名を「テントサウナのレンタル」としていただき、

ご利用したい日程をご連絡ください。

追ってこちらから返信させていただきます。

ご予約状況

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Dr.nero

現役会社員の傍ら、登山とキャンプとサウナを満喫するアウトドアニュース配信者。too machな情報をサクッと軽めの記事に調理してお届けします。

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