画像出典:MSR日本公式Instagram
MSRの新たなる挑戦
本格的な登山向けブランドながら、日本のオートキャンプシーンでも根強い人気を誇るMSR。大型シェルターブームの火付け役となったパビリオンやエリクサーのインナーだけでカンガルースタイルなんて使い方をよく目にしますよね。
そんなMSRから2020年はファミリーに最適な大型ドームテントと同ブランドとしては珍しいワンポールシェルターが発売されることが公式発表されました。
というわけで、それぞれをチェックしてみましょう!
Habitude4&6
幕内で立って着替えることも可能なのがこちらHabitude。
最大利用人数4名と6名を想定した2サイズ展開されています。
ファミリー・グループ向けテントながらMSRらしい軽量さ仕舞寸法の小ささは健在。
Habitude4 | Habitude6 | |
重量 | 5.44g | 6.08g |
収納サイズ | 58×23cm | 58×25cm |
定価 | ¥68,000 | ¥82,000 |
ただ、惜しむらくはフライシートが目が覚めるようなスカイブルー一択しかないという点。
ここはかなり好みの別れるところではないでしょうか。
MSRは基本的に山岳ブランドですので、オートキャンプシーンの流行とは無縁。しかしながら、せっかくファミリーにも使いやすいサイズ感ゆえ、景観を損なわないアースカラーが今後望まれるところです。
FrontRange
ツインシスターズのようなツーポールシェルターは定番ですが、ワンポールとは珍しい。こちら4人用サイズなので基本的にはグループでの使用が想定されています。
そんな大きさながら重量はたったの740g。
具体的な利用シーンとしてはテンマクデザインの新作YARI 3×3と似たシビアな環境下での「ベースキャンプ」、「宴会場」として最適と言っていいでしょう。

カラーはオレンジとグリーン。
よりハードなシチュエーションが想定されるなら第三者からも発見してもらいやすいオレンジが安全かもしれません。
居住性の良さを求めるならHabitude、簡易設営・耐風性の強さを求めるならFrontRangeといったところでしょうか。
発売時期はどちらも2020年4月頃を予定。
詳報が待ち遠しいところです。



