三重県四日市市の「おふろcafé湯守座」へ遠征サウナ旅!

サ活
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セルフロウリュを求めて

東海エリアでセルフロウリュを堪能したい場合、やはり聖地「ウェルビー」が最有力候補ということになるのでしょう。しかしながら、唯一惜しいのが「外気浴」ができないこと。

これは建物の構造上、仕方のないこととは言えやはり残念でなりません。青空の下でおじさんが合法的に全裸で寝転んでいられるのは、お風呂屋さんだけですからね。あの解放感は一度味わうと病みつきです。

というわけで、「セルフロウリュ」と「外気浴」がセットで味わえるという条件を求めてたどり着いたのが三重県四日市市にある「おふろcafé湯守座

こちらの施設は北は北海道から埼玉、静岡、三重、滋賀と地方に点在しており併設されたビジネスホテルやカプセルホテルに宿泊も可能となっています。さらに特徴的なのが入泉料だけで大衆演劇も楽しめるというもの。

ちなみに「セルフロウリュ」が可能なのは男性側のサウナだけでして。このサウナ業界における男女格差は一体なんなのでしょうか。サウナーとしてはまだ若輩者なので過去のいきさつや事情はよくわかりませんが、女性はサウナ業界から完全になめられていると言うか、需要がないと思われているのではないでしょうか。
知らんけど。

出発は深夜2時半

なんでこんな時間なのかと言うと、今回は朝風呂を堪能しようというわけです。朝風呂の営業時間は午前5時から9時までの4時間。そこから1時間のインターバルを挟んで10時より日帰り入浴営業のはじまり。

愛知県の北西部から木曽川、長良川沿いの堤防を走らせます。深夜のドライブってやっぱ快適だなぁ。
一時間もすると三重県桑名市に突入。これまでコンビニひとつ無い道でしたが、国道1号線に出ると煌々と輝くネオンが目に飛び込んできました。このご時世、ありがたい24時間営業のラーメン屋さんです。

サウナ前の腹ごしらえとしましょう。あぁ、外でラーメンいただくのも久しぶりだなぁ。離れたボックス席では20代くらいの若い男性数名が雑談に花を咲かせている様子。なんだかパンデミック前の光景が戻ってきたようで少し嬉しい。

朝風呂はやっているのか

再び車を走らせ、4時ちょっと過ぎに目的地に到着。朝風呂が営業開始となる5時まで車内で少し仮眠を。後部座席をフルフラットに倒し、寝袋にくるまって目を閉じてみたものの、本当に5時から営業されるのか不安になってくる。公式サイトで一応確認してはいるけれど、パンデミック以降、営業時間の変更って当たり前のようにあるし。

最悪10時まで待機の可能性も否めないぞ、なんて考えていたら、駐車場に後から一台の車が。バタンとドアを閉める音がし、50代くらいとおぼしき男女の話声が建物のほうに遠ざかっていきます。車内から確認すると手にはマイお風呂セットと思われるプラスチック製のカゴが。慣れた様子だし、まだ営業開始まで10分近くあるけど、もう入場できるのだろうか。
そんなわけで彼らに便乗してわたしもフライング気味に入場。

まずはどこにでもある鍵つきの靴箱がお出迎え。

これは帰りに撮ったもの

この鍵が館内のおサイフ代わりになるという最近よくあるタイプのやーつ。

こちらが入退場ゲート。

入り口側から

退場時はレシートに印字されたQRコードを読み取らせるとゲートが解放されるというシステム。わたしは初めての経験でしたが、ご高齢の方にはなかなかハードルが高そうです。

さて、入館はできたものの、結局受付は時間通りきっちりと5時から。どうやら宿泊者のチェックアウト手続きでこの時間は混雑するみたい。

いよいよセルフロウリュへ!

館内の至る所にサウナグッズや関連書籍などが展示、販売されており、力を入れている様子がうかがえるます。

否が応でも期待感が高まるというのも。

更衣室のロッカーは100円不要のタイプ。ロッカーの脇には束になったビニール袋が吊り下げられており、濡れたタオルなんかを入れて持ち帰ることができます。
何というか、いちいち気が利いていますね。

洗い場は個別に仕切りが設けてあり、お隣にさほど気を使わなくてもよさそう。洗体を済ませたら、いよいよお目当てのサウナへ。

と、その前に浴場全体の位置関係と規模をチェック。むむぅ、釜風呂なるものが気になりますね。これはあとでまたじっくりと確認するとしましょう。

まずは「高温サウナ」
こちらは一般的なタイプのドライサウナです。テレビが設置してあり、階段は2段。いつもならこちらで満足できるのですが、今日はそこそこにして一旦退室。

そして本日のメインイベント「セルフロウリュサウナ」室へ。
こちらはテレビもなく薄暗い照明でBGMだけが流れている、何というか静謐な雰囲気。
これこれこれ!良い!

一応階段は2段ありますが、2段目に人が座っていると、1段目に座るのはちょっと難しいようなスペース。ですので、実際には7~8名のキャパといったところでしょうか。特等席はやはり水場と柄杓が鎮座する最奥ですかね。

静寂の中で場の空気を読みながら、
「ロウリュします」とか
「ロウリュいいですか」
「失礼します」みたいに声掛けする様子はさながら紳士の社交場。
目を閉じ、腕を組み、己の内側と向き合って汗を流す厳かな儀式のようでもあります。

この雰囲気はやはり他では味わえない。
ワイドショーを見ながら、あるいは相撲中継を見ながら汗を流す空間も否定はしませんが、わたしは圧倒的にこちらが好み。またロウリュによって水蒸気を含んでいる分、ドライサウナと違い室内全体の熱気が優しく、肌を突き刺すような刺々しさがないのも魅力。
かと言って生易しいわけではなく、一度ロウリュすると時間差で天井から熱波が降り注いでくる刺激も味わえるのです。どうやらアウフグースのサービスは実施していないようでした。

お次は水風呂!そして外気浴!だがしかし!

居心地が良いのでついつい長めに入ってしまいました。
では水風呂で一気にクールダウンといきましょう。
汗を流し、肩までざぶん。
こちらの水風呂、勢いよく水が滝のように常時降り注いでおり、いわゆる羽衣が剥がされまくるタイプです。サウナブームによる啓蒙のおかげか、汗を流さずに水風呂に入る方が少なくなったような気がしませんか?

ふう。
さあいよいよ外気浴です。
露天風呂エリアにはプラ製のととのいチェア3脚ほどに加え、コールマンのインフィニティチェア1脚、寝ころび可能なチェア1脚がありました。ご機嫌でコールマンのチェアに腰かけてととのい態勢に入って、、、みたものの早朝5時台、気温は6℃、、、これは寒い。
5分も経たず露天風呂に逃げ込むことになりました。

参ったな、せっかくの外気浴がこの寒さでは。そうだ、さっきの釜風呂とやら、あれがどんなものか確認してみよう。腰の高さほどの低い出入り口のドアを開けると、真っ白な蒸気に満たされた砂利敷きの狭い空間が現れました。
なるほど、これは岩盤浴と超低温ミストサウナの合わせ技といった趣。
であれば、今日のような寒い日はこれを外気浴代わりとするのはどうだろうか。

直感を信じて2度目のロウリュと水風呂を決めると「いざ鎌倉」ならぬ「いざ釜風呂」
これが大正解。「ととのう」が誰しも共通なのかわかりませんが、目を閉じると世界がぐにゃりととろけていくような感覚に包まれました。

間に「高温サウナ」も一度挟み、計4セットを約2時間かけて堪能。
大満足でフィニッシュとなりました。

帰り際に休憩スペースをさらっとチェック。

「おふろcafé」とうたっているように従来のスーパー銭湯とは一線を画す、ちょっとお洒落な空間が広がっていました。置いてある雑誌なんかもこだわりを感じましたね。

おじさん的には無機質な畳敷きの空間が落ち着くのですが、全方位を満足させるのは容易ではありません。今回、大衆演劇エリアは覗いていないので、ひょっとしたらそちらの空間がわたしのような「実家感」を求める層向きなのかも。

というわけで、今回は三重県四日市市の「おふろcafé湯守座」にて朝風呂を満喫してきました。
これだけの施設がたったの550円で利用できるというのは破格と言っていいでしょう。

10時以降の本営業ですと泥パックも無料で利用できるそうです。それに加えて大衆演劇も観劇できるのですから、恐ろしいコスパの良さ。

近くにあったら通い倒していること間違いなし。こんな芸当ができるのも地方だからこそですよね。次はサ飯も含めてゆっくり滞在してみたいものです。

ちょっとCMです。

アウトドアの新しい遊びテントサウナお貸しします

同一料金で二泊三日にパワーアップ!2021年11月よりご要望の多かったレンタル期間の見直しを実施しました。料金はこれまで通り15,000円で二泊三日ご利用可能です。これによりご利用日前日の受け渡しも可能となります。

画像のタープなどは含みません。

 

その醍醐味はなんと言っても大自然という名の水風呂。

 

川や湖、あるいは積雪があればそこに飛び込んだっていいでしょう。

その日、その場所でしか体験できない感動はやみつき間違いなしです!

 

熱源は薪ストーブなのでもちろん電源不要。

薪さえあればどこでもサウナが楽しめます。

簡易テントだからと侮るなかれ、ひとたびロウリュすればその体感温度はいつものサウナ以上。

購入に踏み切るにはちょっとハードルの高いテントサウナですが、レンタルならとっても手軽におおよそ10分の1以下の価格で楽しめます。

是非、一度お試しください!

レンタルセット内容

  • テントサウナ(モビバ製のロウリュできるタイプです)
  • 専用薪ストーブ
  • サウナストーン
  • ロウリュ用のひしゃくとバケツ
  • 簡易ベンチ(二人掛け)
  • ペグ、ハンマー
  • 着火剤、ライター

ご自身でご用意いただく必要のあるもの

ご用意いただくと快適に過ごせるもの

  • ととのいチェア

注意事項

  • レンタル品は直接の受け渡しとさせていただきます。
  • 受け渡し・返却場所は愛知県一宮市内(詳細はご予約時にお伝えします)
  • 料金は二泊三日15,000円(それ以外は応相談)
  • お支払いは現金払いのみとさせていただきます。ご了承ください。

予約方法

ご予約はこちら、もしくはTwitterInstagramのDMから

件名を「テントサウナのレンタル」としていただき、

ご利用したい日程をご連絡ください。

追ってこちらから返信させていただきます。

ご予約状況

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Dr.nero

現役会社員の傍ら、登山とキャンプとサウナを満喫するアウトドアニュース配信者。too machな情報をサクッと軽めの記事に調理してお届けします。

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