御在所岳の登山帰りにふらりと立ち寄った、グランドオープン直後のスーパー銭湯「神馬(しんめ)の湯」
アウトドアフリークにとって銭湯の存在は旅を締めくくる、いわばもう一つのクライマックス。
コロナ禍でのオープンということもあり対策はバッチリ、かつ銭湯業界が苦手とするデジタル化・キャッシュレス化にもしっかり対応していましたので、さらりとレポートをお届けしてまいります。
「神馬の湯」基本データ
場所
〒511-0105 三重県桑名市多度町小山 字西天王平 2160
営業期間
- 年2回の全休日(年末年始?)
- 半休日(毎月第3月曜日 15時から営業開始 祝日の場合は翌日)
温泉 営業時間
- 月~木 9-23時
- 金・祝前日 9-24時
- 土日祝 7-24時
- 最終入館は営業終了の1時間前まで
岩盤浴 営業時間
- 月~木 11-22時
- 金・祝前日 11-23時
- 土日祝 7時30分-23時
飲食 営業時間
- 月~木 9-22時
- 金・祝前日 9-23時
- 土日祝 7-23時
- ラストオーダーは営業終了の30分前まで
ボディケア 営業時間
- 月~木 11-22時30分
- 金・祝前日 11-23時30分
- 土日祝 10-23時30分
- 最終受付は営業終了の30分前まで
コロナ禍における営業時間はどの業界も流動的となっていますので、ご利用の際はくれぐれも公式サイトの最新情報を参照ください。
料金設定
- 大人(中学生以上)
- 平日 880円
- 土日祝 1,100円
館内着(岩盤浴利用の場合)
- 平日 300円
- 土日祝 400円
朝風呂(土日祝のみ)
- 880円
小人(4歳以上 中学生未満)
- 平日 360円
- 土日祝 420円
レンタルタオル(フェイスタオル、バスタオル各1枚)
- 250円
地方のスーパー銭湯の料金設定としてはやや強気とも思えますが、リーズナブルすぎても館内の人口密度があがって快適度が下がりますから、サービスや施設の充実度からいっても妥当なラインだと個人的には感じています。
サ活 レポート
夜明け前から登っていた御在所岳を朝8時に下山。
普段なら早朝から営業しているアクアイグニスに向けて車を走らせるところですが、今回は帰り道の途中にある「神馬の湯」に向かいます。アクアイグニスも良い温泉ではあるのですが、いかんせんサウナが設置されていないのが不満でありました。
「神馬の湯」は三重県多度大社の近くにオープンしたばかりの温泉施設。
本日は3/22グランドオープンの二日後となります。
いなべ方面から「神馬の湯」に向かうと至る所で臨時駐車場の看板が散見されます。
週末ともなればここも満車になるのでしょうか。
とは言え今日は平日、しかも9時オープン直後なのでまあ大丈夫でしょう。

コロナ禍での新規オープンということもあり、館内入口には非接触型の除菌スプレーと体温チェック機が設置されています。
靴箱のカギがそのまま入館料や館内での飲食代金を管理するガジェットとして機能します。館内飲食の注文時や退館時のゲートを通過する際にもこれを使用しますので、失くさないように注意しましょう。
お年寄りは慣れるのにちょっと苦労するかもしれませんね。
ちなみにわたしはサウナ目的なので今回、岩盤浴は利用していません。温泉やレストランを利用したかぎりでは岩盤浴もかなり期待できると思いますよ。館内アナウンスによえば定期的にロウリュやヨガのコーチングといったサービスが行われているようでした。
入浴施設は館内の2F

浴場施設
洗い場も数が多く、仕切られているスペースもあるのでストレスは少ないでしょう。
土日祝やピーク時以外は座れないということはないはず。
サウナー目線で言うとサ室はかなり大きく温度設定も高めでした。(目が悪いので体感でしかありませんが)室内はまだ新しい木の香りがほんのり漂っており、それが心地よさを増幅してくれます。
入口は二重扉ではありませんが、人の出入り時の風圧や冷気の侵入などはあまり気にならなかったかも。

水風呂は2種類あり、18度前後の泡水風呂と9度前後の低温水風呂。泡の水風呂ってなかなか新鮮でしたね。羽衣を剥がされまくるので、長時間は入っていられませんでした。
一点だけ気になったのがサ室と水風呂の導線。
水風呂内からサ室の出入口が死角になっているため、汗を流さないマナー違反者がチェックできないのです。わたしはそうした方がいた場合、さっと水風呂から出る信条なのでこれが地味にストレスだったかも。

好印象だったのは露天エリア。

サウナーにとってはととのいチェアが多く設置されておりありがたかったです。
浴場内の感想はここまで。
無料休憩スペースと読み放題の漫画・雑誌
入館料のみで利用可能な休憩スペースもまた気が利いています。
一般的な畳敷きエリアの手前にはジャングルジムのようなものが。


実はこれ、2Fはオープンスペースなのですが、1Fがうなぎの寝床のようなプライベートスペースになっているのです。しかもコンセントが設置されているのでスマホの充電もOK
調光もできるので、仮眠するにもうってつけ。

また面白いのが漫画や雑誌はリアルではなく館内のwifiに接続して自分のスマホやタブレットで閲覧するというシステム。貸本の衛生面って確かに気にならなくはないし、まさにコロナ禍だからこそ望ましいサービスではないでしょうか。

館内レストラン「みうま屋」
地産地消を掲げるレストラン「みうま屋」
正直よくあるスーパー銭湯の定食屋だとなめ腐っていたのですが、これは大きく予想を裏切られました。グランドオープン直後の限定メニューであったものの、どれもやっつけ感はなく、しっかりと手の込んだ料理という印象でした。

ですからよくある駄やきそばや駄鉄板ナポリタンあたりのザ・スーパー銭湯メニューはありません。
ファミレスで言うとデニーズクラスのクオリティといったところでしょうか。



わたしがいただいた「季節の干物定食」
メインの干物は言うまでもなく、小鉢の「筍と青菜」がまあ優しい味付けでうまいのなんの。
次は「どてカレー」を食べてみたいですね。

ちなみに店内のTV画面に流れている「桑名観光のVTR」
そこでメインに映っている男性はヒップホップグループ「ライムスターのMC マミーDさん」です。
なぜかDさんは桑名市とズブズブの関係でして、こうした親善大使的な活動もされているのでした。

まとめ
というわけで、グランドオープン直後の「神馬の湯」にお邪魔してきました。
わたしの場合、今回のように御在所岳や青川峡キャンピングパーク、黄和田キャンプ場あたりに向かう際は必ず通る道なので今後もお世話になる機会は多いと思います。
ちょっと疲れてる時は休憩スペースで仮眠させてもらうこともあるかもしれません。
気になったのは退館時の自動精算機が2台しか設置されておらず、しかもわたしが利用した際は1台「使用中止」の張り紙がされており4、5名の列にもかかわらず、かなり待たされました。これがピーク時だったらと考えるとすこしゾッとします。
とは言え、銭湯には珍しくクレジットカードやスマホ決済(現時点ではpaypayのみ)に対応している点は便利でしたね。ほかの施設も追随してほしいものです。
反面、こうしたシステムに慣れない方のために従業員の方がつきっきりになっている光景は本末転倒感が否めませんでしたが、まあいちいち呼びだされることを考えたら仕方ないのでしょう。
わたしの知る限りでは間違いなく3本の指に入る快適な日帰り温泉施設です。
オススメです!
ちょっとCMです。
アウトドアの新しい遊びテントサウナお貸しします。
その醍醐味はなんと言っても大自然という名の水風呂。
川や湖、あるいは積雪があればそこに飛び込んだっていいでしょう。
その日、その場所でしか体験できない感動はやみつき間違いなしです!
熱源は薪ストーブなのでもちろん電源不要。
薪さえあればどこでもサウナが楽しめます。
簡易テントだからと侮るなかれ、ひとたびロウリュすればその体感温度はいつものサウナ以上。
購入に踏み切るにはちょっとハードルの高いテントサウナですが、レンタルならとっても手軽におおよそ10分の1以下の価格で楽しめます。
是非、一度お試しください!
レンタルセット内容
- テントサウナ(モビバ製のロウリュできるタイプです)
- 専用薪ストーブ
- サウナストーン
- ロウリュ用のひしゃくとバケツ
- 簡易ベンチ(二人掛け)
- ペグ、ハンマー
- 着火剤、ライター
ご自身でご用意いただく必要のあるもの
- 薪
ご用意いただくと快適に過ごせるもの
- ととのいチェア
注意事項
- レンタル品は直接の受け渡しとさせていただきます。
- 受け渡し・返却場所は愛知県一宮市内(詳細はご予約時にお伝えします)
- 料金は二泊三日で15,000円(それ以外は応相談)
- お支払いは現金払いのみとさせていただきます。ご了承ください。
予約方法
ご予約はこちら、もしくはTwitter、InstagramのDMから
件名を「テントサウナのレンタル」としていただき、
ご利用したい日程をご連絡ください。
追ってこちらから返信させていただきます。
ご予約状況
テントサウナの設営方法

テントサウナを使ったキャンプの様子
